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また一つ知りたいことが増えた

また一つ知りたいことが増えた

ザンビアで出会った子供たちは「僕たちがここ(孤児院)にたどり着けたのは、Godのおかげなんだよ」と話し、隙あれば私のスマホを奪いゴスペルを流し、「助けが必要な時はこれを読んでね」と言い聖書をくれた。

ネパールで出会った人は「他人へ優しくできるのはアッラーのおかげだ」と言い「スピリチュアルアートにはmeditationの効果がある」と言った。宗教のこと少しだけ勉強していると話したら、彼がフォローし

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あの選択をしたから

あの選択をしたから

6年前、
オーストラリアにホームステイに行った。
町が開催する海外派遣事業。

なんとなく行きたくて、
面接にはさらっと受かった。
英語は話せないし、オーストラリアの場所さえ直前まで知らなかった。
知り合いが昔参加していたから、親が行ってもいいよって言ってくれたから、海外って響きがかっこよかったから。

派遣生の合格発表から
あ〜私オーストラリア行くのか〜〜って
ぽけーっとしてたらいつのまにか出国

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分からなかったことがようやく分かった、気がする

分からなかったことがようやく分かった、気がする

あるyoutubeを見た。

数日前までアフリカにいた
今は、渋谷を歩いている。
飢餓で苦しむ子供たちと、大都会の発展した街
2つを見て頭がおかしくなりそうだ

みたいな動画

もう半年前だけど
その時の記憶が、息苦しさが
驚くほど鮮明に蘇った。
向こうでは、楽しかった!で終わったはずなのに
帰ってきたら自分でも分からないほどメンタルはズタボロだった。

大学も休んで、バイトも休んで、
週末にあっ

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旅

「世界は思ってる以上に美しくて、あたたかくて、同じ」

ふらっと見つけた言葉。
美しいなと思って、
大事に自分のポケットにしまった。

今年の夏、海外に旅に出た。
前半は友達と東南アジアをふらっとして、
後半はアフリカまで1人で。

景色、味、匂い、空気、音、言葉。
はじめて出会うものばかりで、
ただただ楽しかった。

荷物を間違えられても、国境を越えるバスに置いて行かれても、南アフリカのよくわか

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もっと自然体でいても、世界は綺麗だ

もっと自然体でいても、世界は綺麗だ

帰国してから1ヶ月経った今

9月の写真にたどり着くまでのスクロールの回数が増えた。Messengerのやりとりも少なくなった。時々、テーマソングを聴いて胸がきゅってなるくらい。

あの頃の日常は、
いつの間にか思い出になってしまった。
これからもっと遠い記憶になる。

だけど、今も私の心に鮮やかに残り続けていて、
これからもきっとそうであろう考え方がある。

それは、
もっと自然体でいても世界は

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ザンビアの孤児院で感じた「夢」

ザンビアの孤児院で感じた「夢」

孤児院で、たくさん夢の話をした。

彼らが話す夢は、
心から溢れ出ていて
エネルギッシュで
羨ましいくらいに眩しかった。

いろんな人の夢を聞いたけれど、
ある1人の夢の話が、どうしても忘れられないでいる。

「大きな国に行って技術を学びたいけれど、パスポートもビザもない。」

「夢を叶えるには、足りないことが多すぎる。」

これを聞いた時、
叶えたい夢にトライできるのって、誰もができることじゃな

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