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他者批判に必死な人たち

近年、誰しも他人の言動に対して厳しすぎやしないかと思うんですよ。

たとえば先日羽生結弦選手が「負けは死も同然」って発言したことに対して、「下位の選手に対して失礼」ならまだわかるけど、「病気で苦しんでる人に対して失礼」とか、もはや論点がぶれぶれですよ。こういうことがあまりに多くって、なんだか疲れちゃうんだよなあ。

なんて言うかなあ・・・他人のことあれこれ言えるくらい、余裕あるんですかねえ?

かく言う私も、もうそれは毎日を生き抜くだけで精一杯で、他人の言動に目くじら立てたりする暇なんてない・・・はずが、こんなところで雑感を述べているんだから、やっぱりちょっと他人のことを気にしすぎなんだと思う。

ある程度の厳しさは大切だと思うし、それがいろんなことへの抑止力になるのもわかる。けど、その方向があさっての方向むいてるのが多いと感じるのは、それだけ発言の場が増えたってことなんだろうなと思う。

本来価値観は自分を律するためにあると思うんだけど、どうしてかそれが外に向かってしまうんですよね。互いの価値観に基づいて監視しあうみたいな。価値観と正義感の意味がすり替えられてる気も。それによってお互いが生きにくくなって、結果的に自分の首を絞めている。なんかなあ・・・ともやもやする最近です。


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