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内視鏡手術

医療の進歩は著しい。親が亡くなる直前に受けた処置(酸素、栄養等)も驚いたが、一番印象的なのは、自分の椎間板ヘルニアの内視鏡手術だ。

自分は中学からテニスを始め、大学では体育会、会社でも実業団でやってきた。この年でもそれなりにプレーしているが、数年前に腰を痛めた。椎間板ヘルニアだ。

多分、年齢を顧みず無理な腹筋トレーニング(しかも誤った方法)を行ったせいだろう。

痛みは次第に大きくなる。医者に行く。まずは痛み止め、ロキソニンを服用。まるで効果なし。数ヶ月後にどんな体制でも痛みを感じるようになり、夜も寝れない程に悪化してしまった。

ブロック注射。神経にブスッと突き刺す。これは施行時にかなり痛むのだが、少し効果があった。といっても数時間だけ麻酔が効いて痛みから解放されるだけだった。

発症から3ヶ月、遂に手術となった。昔のイメージだと20日以上の入院が必要で、リスクが高く下手をすると下半身不随になる...。

ところが、である。全身麻酔で内視鏡手術すると約1時間で終了。翌日には歩けるようになり、入院後5日目には、普通に会社に出ていた。

「早く言ってよ」という感じである。痛みに苦しんだ地獄のような3ヶ月は何だったのか。

リハビリで予防の運動やストレッチを教わり、毎日風呂で実行。手術から2ヶ月でテニス解禁。今では腰を意識する事なく激しくテニスができる。ストレッチのせいか前よりも筋肉痛や疲労を感じなくなった程だ。この病院は、

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