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今まで3回死にたかった話①

こんにちは
Kosukeです。

先ず初めにこの記事は自殺をテーマに書いております。気分を害する可能性がありますのでご注意ください。

私は今までの人生で大きく3回死にたいと考えた時期がありました。

その事について記事にしようと思った理由は自分の人生を振り返るに当たって避けては通れない事を言語化、整理すると共に同じ様な考えを持つ方の一助になればと思い書く事にしました。

小学生~高校生

私の父は典型的な昭和タイプの人間でした。

気分の落差が激しく気性も荒かったので幼少期の頃から夫婦喧嘩が絶えずビクビクとした日々を送っていました。


父親の存在は私にとっては絶対的だったので逆らってはいけない、この人に言われた事には従わなければいけないという気持ちを幼少期から抱えていました。

ある日小学生の頃に空手習いに行く様に言われました。
父親としては自分の息子は男らしく強い人間になって欲しいという思いがあったのだと思います。

私はその時点で自分の意思表現を父親にする事を諦めており、何も考える事無くただただ言われるまま空手を習いに行きました。

空手を習えば父親の機嫌が良かったので高校を卒業するまでは必至に空手一筋で頑張りました。そのおかげで全日本空手道連盟の二段まで取得する事が出来た事で自尊心が産まれ、自分の将来何になりたいか考える希望が産まれたのです。

そして将来どんな進路に進みたいか父に聞かれた時に好きだったゲームのクリエイターになりたい事を打ち明けました。父から帰って来た答えは、、、

「お前には無理だ!!!」

の一言でした。

この時に私は誰かに自分の意思表示をする事に対して強い拒絶感を覚える様になり、他人の評価でしか自分の事を評価できない人格形成になったのだとと思います。

そして父親の納得する進路しか歩めない事を悟った私は自分の本当にやりたいことには目を向けず父親の納得する進路へ進み、早く働いて父親から離れる事を誓ったのでした。

専門学校なら2年で卒業して働ける為父親の納得する専門学校を見つけそこに行きたい事を言うと、またもや父は大学に進学したらどうか?という提案をしてきました。

その頃は父の仕事が順調で私立の大学でも学費を出せるという事でした。
私は父の意見に反抗する気力を失っていたのでまたもや父のこの意見に従ってしまう事になります。
後にこの判断が大きく私の人生を狂わせる事になります。

大学入学〜卒業

何とか大学に入学できた私は自分を納得させ、この大学でしっかり勉強しようと心に誓ったのでした。

大学に入学して1年後、父から話があると言われ聞きに行くと仕事が上手くいっておらず学費が払えなくなりそうな事を知らされます。

この時の私は19歳でしたからまだまだ世間知らずだったので学費が払えない事を父から聞いた時の感情は、、、
「あなたの言う事に従って、あなたの納得する進路に進んだのにいまさら無理とはどうゆう事か」という怒りでした。

私は大学入学1年目にしてその大学を続けるのか辞めるのかを決断させられる事になったのです。

辞めれば高卒で働く事になる。
でもどうやって?アルバイトもまともにした事が無いのに?
そもそも今の自分でまともに働ける所なんてあるのだろうか?

大学を続ければ奨学金を借り事になる。
卒業時点で400万円近い借金を背負う事になる。
本当に返済できるのか?
そこまで借金をして父親を納得させる為に入った大学を続ける意味があるのか?

悩んでいる時間はありませんでした。
なぜなら学費を払う期限が迫っていたからです。

その時の私の考えていたことはこれでした。

「どっちを選んでも地獄、苦しむ事になる」

父には相談出来ませんでした。信用していなかったのです。
母には相談しましたが専業主婦で父親に金銭面で依存している状態だったので具体的な解決策の案は出ませんでした。

結局奨学金を借りて大学を続ける事にした私は膨らむ奨学金と一人暮らしの為の生活費に追われる事となり急速に学習意欲を失っていく事になります。

学習意欲を失った私は大学へ行く意味を見失い、アルバイトで生計を立てて行く中で周りの学生との温度差に苦しむ事になります。

ある人は誕生日プレゼントにバイクを買ってもらっていました。

ある人は親から仕送りで生活していたのでアルバイトしても自分の好きな物を買う事が出来ました。

この周りの友人との温度差は孤独感を産みました。

似た境遇の友人と話たりする事で少しは気が紛れる事もありましたが現状が変わらない状態が一年程続いた時初めて私に「死にたい」と言う感情が芽生えます。

元々ネガティヴ思考な上に死にたい感情が重なった事で私は完全な思考停止状態となり、将来への希望を見失っていましたがもう一つ大きな感情がありました。

それは「怒り」の感情です。

どうして自分ばかりこんな目に会うのかという怒りの感情をバネにして当時は生きていた様に思います。

怒りの感情のままに行動していましたが幸いな事に悩みを聞いてくれる友人や先輩といった人間関係にも恵まれ、人生初の彼女が出来た事もあり立ち直る機会を得て大学を卒業しました。

就職も何とか決まりましたが卒業後奨学金の返済が待っているという焦りから大事な新卒採用というカードを棒に振り、企業研究を怠った決断をしてしまう事になります。

この話はまた次の話に続きます。

駄文にもかかわらず最後まで読んで頂きありがとうございました。



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