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量子力学と世界の仕組み③

この世界で一番、小さいものは正確に言えば波動だと言え
言い換えれば「地球上の生活ではこれ以上、分解できないもの」と
表現でき、つまり素粒子と言うのはこれ以上、分解できない
一番小さなものの総称ということになります。
現実的な話をすると
『俺、私、僕』たちが普段、飲んでいる水は
水と思っている方がほとんどだと思いますが
実は
これは水ではなくて振動する
「ひも状のエネルギー体」であるということが
物理学の世界で判明しています。
この振動するひも状のエネルギーの塊を口から身体の中に入れると
脳の中で電気信号が流れて、これは水だと認識するのだそうです。

正確に言うとこの世界に水と言うものは存在していないのです。

水と言うのは
水素原子が2つと酸素原子が1つが結合して水分子になり
水に見えます。この水を作る為の部品の1つの水素原子を
さらに分解していくと
水素原子はプラスの電気を持っている原子核と
その周りを飛び回るマイナス電気を持った電子から作られています。
原子の大きさは0.2から0.6ナノメートルなので
約50億分の1メートルという
想像を超えるほど小さなものだということがわかります。
仮に原子の大きさが1メートルだとすると
太陽の大きさが人間のサイズとなります。
ちなみに原子核とその周りを飛び回っている
電子までの距離は想像以上に遠く
例えると
東京ドームの大きさが電子が飛び回っている外枠だとすると
原子核の大きさは
その東京ドームの真ん中に置いてある1円玉ぐらいだと言われています。
すなわち
『俺、私、僕』たちが見ているこの世界の物質は
中身のない真空構造だということがわかります。
となると
『俺、私、僕』たちの本当の大きさも
原子核と電子の大きさだけでカウントすると
BB弾ぐらいの大きさしかないと言えるかもしれません。
あとは
その周りを飛び回っているマイナスの電気を帯びた
電子同士が反発しあっているので
『俺、私、僕』たちは床を貫通せずに家の中で
過ごすことが出来るし、物を掴んだりすることもできるということになる。

この原子核もさらに分解することができ、
陽子と中性子というものが現れるが
陽子も中性子もアップクォークとダウンクォークというものからできていて
アップクォークやダウンクォークは
これ以上
分解できないのでこれを素粒子と呼んでいます。

明日に続く…


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