こどもと行こう!祇園祭

未来を担うこどもと、町と、様々なことをつなぎたい!という思いでイロイロ企画しています。…

こどもと行こう!祇園祭

未来を担うこどもと、町と、様々なことをつなぎたい!という思いでイロイロ企画しています。「こどもと行こう!祇園祭」と題して多くの親子が祇園祭に行きやすく、感じて・学べる場をつくっています。 https://kodomoto.akaridesign.jp/

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「こどもと行こう!祇園祭」オープンミーティング開催します!

京都の伝統的なお祭り「祇園祭」を未来を担うこどもと、町と、人といろいろなことをつなぎたいという思いで活動してる「こどもと行こう!祇園祭」プロジェクト。 2023年の夏は、6箇所・12回にわたり「鉾づくりワークショップ」を開催しました。 祇園祭の期間中、町中に飾られる山鉾に触れられる・感じられる活動として、こどもたちが自分の手でペーパークラフトの鉾を組み立て、思い思いに飾り付けをし、期間を通じて100台の鉾ができあがりました。 今回のオープンミーティングでは、「こどもと行こ

    • こどもと行こう!祇園祭2023 鉾づくりワークショップ開催

      今年も開催!祇園祭ってなに?ペーパークラフト鉾ワークショップ まる・さんかく・しかくでキミだけの鉾をつくろう!祇園祭ってなに?なんで1ヶ月もやってるの?山鉾・お神輿の役割ってなに? 日本三大祭の一つである祇園祭は1000年以上も続く、伝統ある京都のお祭りです。 その魅力をもっと多くのこどもたちへ伝えたい! 見て・触れて・感じてもらえる祇園祭の体験をデザインし、未来を担うこどもと、町と、人といろいろなことをつなぎたいという思いで活動してる「こどもと行こう!祇園祭」プロジェクト。

      • 『みんなの鉾の写真展』at 京都・Zest御池 御幸町広場

        こんにちは!こどもと行こう祇園祭!実行委員会です。 京都を代表する文化「祇園祭」の魅力をもっと多くのこどもたちへ伝えたい! 見て、触れて感じてもらえる祇園祭の体験をデザインし、未来を担うこどもと、町と、人といろいろなことをつなぎたいという思いで「こどもと行こう!祇園祭」という活動を行っています。 今年2022年に3年ぶりに復活した祇園祭・山鉾巡行。 それにちなんで、2022年7月の祇園祭期間中にこどもたちの自由な発想でつくる「キミだけの鉾をつくろう!」ワークショップを開催し

        • 「みんなの鉾の写真展 」 第4部 FabCafe Kyoto にて

          「みんなの鉾の写真展」第4部では、7月23日(土)にFabCafe Kyotoで開催されたワークショップの様子と「みんなの鉾」をご紹介します! FabCafe Kyoto は、3Dプリンタやレーザーカッターなど「デジタル工作機械」を使ったりワークショップも開催されるカフェです。 今回FabCafe Kyotoには、ワークショップで使用している「オリジナル鉾」の土台になるペーパークラフトのパーツ作りについてデータ作成からご協力いただきました!おかげ様で、小さな子どもたちの手で

        「こどもと行こう!祇園祭」オープンミーティング開催します!

          「みんなの鉾の写真展 」 第3部 だいまるきょうとっこがくえん にて

          「みんなの鉾の写真展」第3部では、7月17日(日),18日(祝)に大丸京都店「だいまるきょうとっこがくえん」で開催されたワークショップの様子と「みんなの鉾」をご紹介します! 大丸京都店 では、小学生以下のお子さまを対象に楽しく学んで、楽しく遊ぶをテーマに「京都のまちに貢献したい」という思いから、「だいまるきょうとっこがくえん」を毎週末開校されています! https://dm-kyoto.com/kyotokko-gakuen/ なんと、祇園祭山鉾巡行当日とその翌日の2日間

          「みんなの鉾の写真展 」 第3部 だいまるきょうとっこがくえん にて

          「みんなの鉾の写真展 」 第2部 天性寺にて

          「みんなの鉾の写真展」第2部では、7月16日(土)に天性寺で開催されたワークショップの様子と「みんなの鉾」をご紹介します! 広々としたお寺の境内で、0歳〜小学生までのたくさんのこどもたちが家族で参加してくれました! 天性寺での開催を共催してくれた「MamanKyoto」さんから、ワークショップ開催を振り返ってのコメントをいただきました。 こどもも大人ものびのびと自由な発想でできあがった鉾たち。 前祭・宵山当日ということもあり、祇園祭を楽しむ一日になりました! 第3部も

          「みんなの鉾の写真展 」 第2部 天性寺にて

          「みんなの鉾の写真展 」 第1部 オトナリラボにて

          「みんなの鉾の写真展」第1部では、7月15日(金)にオトナリラボで開催されたワークショップの様子と「みんなの鉾」をご紹介します! オトナリラボのワークショップには、0歳の赤ちゃんとそのお母さんが中心となって参加され、手形を使って鉾を飾ってみました! 生まれて初めての祇園祭の良い記念になる鉾作りでした。 かわいらしい手形や、親子一緒に取り組んで作った鉾たちをご覧ください。 第2部もどうぞお楽しみに! 『みんなの鉾の写真展』こどもと行こう!祇園祭 「こどもと行こう!祇園祭

          「みんなの鉾の写真展 」 第1部 オトナリラボにて

          「みんなの鉾の写真展 」 こどもと行こう!祇園祭

          未来の担い手であるこどもたちに「祇園祭」をつなげて行きたい!日本三大祭の一つである祇園祭は1000年以上も続く、伝統ある京都のお祭りです。面白い物語がいっぱいなんです! その魅力をもっと多くのこどもたちへ伝えたい! 見て、触れて感じてもらえる祇園祭の体験をデザインし、未来を担うこどもと、町と、人といろいろなことをつなぎたいという思いで「こどもと行こう!祇園祭」という活動を行っています。 今年2022年は、3年ぶりに山鉾巡行も復活!神輿渡御も行われました。 それにちなんで、祇

          「みんなの鉾の写真展 」 こどもと行こう!祇園祭

          はるこの祇園祭 最終話「疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい) 」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月31日 四条通を東にまっすぐ。八坂神社。 しゅいろの門をくぐれば、そのすぐ目のまえに、ちいさな神社があります。 「疫神社」です。 鳥居のよこに、のびのびと大きな木が生えています。 あれは、くすの木。 それから、けやき、ゆずりは、かなめもち。 のびやかにお社をかこんでいます ちいさな森にまもられた、ちいさな神社。 鳥居には、

          はるこの祇園祭 最終話「疫神社夏越祭(えきじんじゃ なごしさい) 」

          はるこの祇園祭 第十一話「神輿洗い」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月28日ゆきちゃんのよこがおは、しんけんです。 カラン、カランと鈴をならして、パンパン!と手を合わせます。ぎゅうっと目をとじて、なにやらぶつぶつ言っています。 はるこは、ゆきちゃんが目をあけるのを じぃっと、まっています。 ぶつ ぶつ ぶつ ぶつ。 パンパン! ちからづよく両手をうって、やっと、ゆきちゃんはかおをあげました

          はるこの祇園祭 第十一話「神輿洗い」

          はるこの祇園祭第十話「後祭 山鉾巡行・花傘巡行 − 還幸祭」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月24日 後祭、山鉾巡行がはじまりました。 どこまでもすみきった空が、町をおおっています。   みまもる見物のひとたちの、パタパタとあおぐうちわが、ひの光をはねて、キラキラと道をふちどっています。 烏丸御池。 橋弁慶山(はしべんけいやま)をはじまりに、 ぎっしぎっしと、河原町通りに向けて。東へ、東へ。 山鉾がすすんでゆきます

          はるこの祇園祭第十話「後祭 山鉾巡行・花傘巡行 − 還幸祭」

          はるこの祇園祭 第九話「後祭の宵山(よいやま)」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月23日 後祭(あとまつり)の宵山がはじまった町では、 きれいなきものをかざった町家や、京都ならではのお茶をふるまう”煎茶献茶祭“(せんちゃけんちゃさい)、 山伏(やまぶし)たちが、ブオウブオウとほら貝をひびかせて、護摩木(ごまぎ)をどんどん焼いてゆく、役行者山(えんのぎょうじゃやま)の”護摩焚供養“(ごまたきくよう)が おこ

          はるこの祇園祭 第九話「後祭の宵山(よいやま)」

          はるこの祇園祭 第八話「こんぺいとう と後祭(あとまつり)」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月20日 空はすっきり晴れて、さて、月曜日。 学校です。  「いま、この町には神様一家がきているんですよ!」 かねちゃん先生が黒板に文字をかきます。 「かーみーさーまーふぁーみーりーぃ、と。」 おとうさん、おかあさん、8人のこどもたち。 かねちゃん先生、ちょっと絵はへたっぴですが……黒板に わかりやすく書いてくれました。

          はるこの祇園祭 第八話「こんぺいとう と後祭(あとまつり)」

          はるこの祇園祭 第七話「山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月17日 「おにいちゃん、大丈夫やろか」 いつも強気なゆきちゃんが、不安そうにくちびるをかんで、両手をにぎりしめました。となりに立つおばあちゃんが、町のみんなのよこ顔を見つめながら、うなづきます。 「だいじょうぶや。ほれ、みてみぃ。みなさんがまもってくれてはるわ」 前祭(さきまつり)の山鉾巡行が、いま、はじまろうとしてい

          はるこの祇園祭 第七話「山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)」

          はるこの祇園祭 第六話「宵山(よいやま)のよる」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月16日 祇園祭のはじまりは、ずっとずっとむかし。 平安時代。 疫病にこまった町の人たちが、なんとか病をおさめようと、神泉苑(しんせんえん)に66本の剣鉾(けんぼこ)をたてて、神様においのりをしました。 それから 何年も何年もかけて、町のひとたちの“ねがい”と“こころ“が どんどん かさなり、鉾は どんどん きれいに かざりつ

          はるこの祇園祭 第六話「宵山(よいやま)のよる」

          はるこの祇園祭 第五話「厄除(やくよけ)ちまき」

          主人公は小学一年生の"はるこ" この物語は、小さなはるこが祇園祭を通して出会う人々との交流と、ちょっぴり不思議な出来事を描く、ひと夏の物語です。 7月14日宵山が始まりました! 「お姉ちゃんの生まれた町はな、厄除のちまきと、安産のはらおびをおわたしするねんよ。はるちゃんもいっしょにしいひん?」   かみをゆいあげ、あざやかな ぼたんの花をちらした浴衣をきて、うみこさんが、''ちまきうり''に はるこをさそってくれました。 「厄除のちまきどうですか〜」 元気なこどもたち

          はるこの祇園祭 第五話「厄除(やくよけ)ちまき」