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【ファッション】「霧の旗」(1965)を観て気づいたこと

こんばんは。
昨日、初投稿してスマホからだとツイートが埋め込めないことを学びました 笑。

さて、今回も60年代の映画の話です。

「霧の旗」(1965)

山田洋次監督、倍賞千恵子主演のサスペンス映画。

埋め込みツイートの通り、山田監督、唯一のサスペンス作品です。

倍賞さんの怪演に震えました。
かなり面白かった!

上の宣伝ポスターは、横から扇風機で風当てて、髪が倍賞さんの顔にかかるようにしたらしいです。

真知子巻き

本作品で、主演の倍賞さんが、顔を覆うようにスカーフ巻いてるんですが、50年代の映画で、この巻き方、よく見かけるんです(霧の旗の原作は1959-60年に書かれた連載小説)。

「真知子巻き」っていうやつですね。


「君の名は」(1953)という当時の大ヒット映画で、登場人物の真知子(岸惠子)がその巻き方をしていて、流行ったらしいです。

ファッション?それともコスプレ?「真知子巻き」ーNHK | ニッポンのポ


同じ松本清張原作の「ゼロの焦点」でも真知子巻きが出てきます(原作は1958-60年の連載小説)。

(↓2009年公開の広末涼子ver.の「ゼロの焦点」)


60年代後半にも真知子巻きはされていた

50年代のイメージの真知子巻きですが、「決着(おとしまえ」(1967)という映画を観たら、何気ないシーンで、真知子巻きの女性が映ったので、60年代後半も続いていたんですね。息が長いですね。

あと、この作品で、路加奈子(みち かなこ)さんがスカーフをマフラーみたいに肩がけ巻き(下画像のように)にしていたのが気になりました。


今、マフラーより長さのないスカーフを肩がけ巻きにしてる人、あんまいないですよね。

このあたりも気にしながら、色々な映画を観て調査していきます。

ではまた次の更新で。


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