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1960年代前半の男性の映画衣装(後編)

こんにちは。
今回は、1960年代前半の男性の映画衣装の後編です。

さっそく見ていきましょう。それではスタート!

スタジャン、スカジャン、Gジャン



いまも普通に着られているスタジャンやスカジャン、Gジャンも出てきます。

スタジャンはよく出てきますが、上の画像のようにメインキャストがスタジャンを着ているのは珍しいかもしれません。

スカジャンは、この時代の映画ではチンピラやヤ○ザが着ている印象。

Gジャンはあまり出てこなくて、60年代後半からセットアップでよく見かけるように。


ライダースジャケット


ライダースやレザージャケットは、高橋英樹のボア付きの画像をチョイスしました。

この時代のライダースといえば、「ギターを持った渡り鳥」(1959)の小林旭のイメージがあるかもしれません。



小林旭は映画でさまざまな服を着こなしていますが、60年代前半までは革の衣装のイメージもある俳優。



シャツの前結び


シャツの裾を結ぶスタイルは、男女ともに見かけます。

「天下を取る」(1960)はサラリーマン映画なので、私服はほとんど出てきません。

石原裕次郎は、「風速40米」(1958)でもシャツの裾を結んでいましたね。


さいごに

今回は、1960年代前半の男性の映画衣装を紹介しました。

✔︎︎︎︎スタジャンやスカジャン、Gジャン。Gジャン、スカジャンはそんなに見かけない

✔︎︎︎︎ライダースジャケット。この時代、小林旭が革の衣装をよく着ている

✔︎︎︎︎シャツの前結び。男性も女性もやるスタイル



この時代、プリント技術が高くないので、襟の形にバリエーションがあったり、いろいろなボーダー柄があったり、制限のなかで変化を出していた印象があります。

ではまた。


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