見出し画像

【1960年代】ファッション業界が舞台の日本映画

こんばんは。
今回は、ファッション業界が舞台の 1960年代日本映画を紹介します。

各映画会社から1本ずつ選んで4本をピックアップ。

1970年の作品も混ざってるのはご愛嬌。

それではスタート!


観賞用男性

製作年:1960年
配給:松竹
形式/時間:カラー/89分
監督:野村芳太郎
出演:有馬稲子、杉浦直樹、芳村真理、十朱久雄ほか



初っ端から申し訳ないですが、未見の作品。未DVD化、未配信化作品で視聴することは困難です。

有馬稲子がファッションデザイナー役で、「昔の女優ファッション」がテーマの映画イベントや記事で名前が挙がる作品。

見るからにオシャレっぽいので配信化もしくはDVD化が待たれます。



女の勲章(1961年)

製作年:1961年
配給:大映
形式/時間:カラー/110分
監督:吉村公三郎
出演:京マチ子、若尾文子、叶順子、中村玉緒、田宮二郎ほか



当時のファッションデザイナー・中村乃武夫(のぶお)が協力した欲望がうごめくファッション業界を描いた作品。

序盤に、ファッションショーのシーンが30秒程度、後半、1分ちょっとファッションショーのリハのシーンが映ります。

田宮二郎にうなる傑作。



華麗なる闘い(1969年)

製作年:1969年
配給:東宝
形式/時間:カラー/94分
監督:浅野正雄
出演:内藤洋子、岸恵子、田村正和ほか



【ストーリー】
清家隆子(内藤)は、戸田洋裁学院の中からスカウトされ、高級洋装店「パルファン」に、勤めることに。経営者は、パリ帰りの松平ユキ(岸)。いろいろなゴタゴタがあり、隆子とユキがファッションショーで対決することになる。

69年のモードファッションで埋めつくされた映画で、衣装を見るための作品といっていいです。

未DVD化、未配信化ですが、たまに映画専門チャンネルで放送されます



愛の化石(1970年)

製作年:1970年
配給:日活
形式/時間:カラー/99分
監督:岡本愛彦
出演:浅丘ルリ子、田宮二郎ほか



浅丘ルリ子がロンシャンのデザイナー役をつとめたラブストーリー。

いつもスタイリッシュな浅丘ですが、この作品ではモードで洗練された雰囲気がただよいまくってます。



さいごに


今回は、ファッション業界が舞台の 1960年代日本映画を紹介しました。

✔︎︎︎︎「観賞用男性」(1960)…松竹

✔︎︎︎︎「女の勲章」(1961)…大映

✔︎︎︎︎「華麗なる闘い」(1969)…東宝

✔︎︎︎︎「女の化石」(1970)…日活


「女の勲章」がイチオシです。「観賞用男性」は観たことがないのでなんともいえない状況。

あと、さいしょの2つが1960年代前半、あとの2つが1970年前後なので、けっこう雰囲気がちがいますね。


ではまた。



▪️「女の勲章」(1961年)

▪️「愛の化石」(1970年)


▪️恋愛番組の出演者やファッションモデルについてまとめたサイトも運営しています。

よろしければサポートよろしくお願いします。サポートしていただいたお金は、noteで紹介する映画のDVDや60年代関連の本などに充てます。