【1960年代前半】川地民夫主演の不良映画
こんばんは。
今回は、1960年代前半の川地民夫主演の不良映画を紹介します。
爽やかな役を演じることもありましたが、不良ややくざ、サイコパスな青年役のイメージも強いですよね。
今回はすべて白黒作品です。それではスタート!
「狂熱の季節」(1960年)
少年鑑別所を出た明(川地)がジャズ狂いなクズな若者で、やりたい放題やる作品。
若者のエネルギーと時代の空気を感じ取れる映像で、とても刺激的です。
音楽とテンポがよく、蔵原監督らしさも感じられます。
「すべてが狂ってる」(1960年)
川地が不良グループの一員だが、母親を大切に想う青年役を演じています。
悲劇へと向かっていき、すごい面白いわけでもないですが、とてもエネルギッシュ。
「ハイティーンやくざ」(1962年)
高校3年生の次郎(川地)が、町に巣食うやくざたちを一掃しようと奮闘する作品。
今作では、川地が不良の匂いはしますが、正義感のある若者役で後味のいい内容です。ラーメン屋の親父(佐野浅夫)がいい味出してます。
作中、やたらボーダーの服が出てきましたが、1962年はボーダーが流行ったんですかね。
さいごに
今回は、1960年代前半の川地民夫主演の不良映画を紹介しました。
3作品とも、ジャズが流れるという共通点があります。
川地は「野獣の青春」(1963年)での怪演が有名ですが、「狂熱の季節」(1960年)で(そこに通ずる)クレイジーな役を演じていたわけですね。
ではまた。
▪️ 「狂熱の季節」(1960年)
▪️ 「すべてが狂ってる」(1960年)
▪️ 「ハイティーンやくざ」(1962年)
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