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1週間の振り返り(2024/4/29〜5/4)

この記事は1,539文字あります。個人差はありますが、3分〜4分でお読みいただけます。

このnoteではVoicy(音声配信)で配信した内容のテキスト版(要約版)です。詳しくはVoicyで聴いて頂ければと思います。

今回は、今週放送した内容の振り返りで、大まかなテーマは下記です!

  • 日々の支援なしに意思決定だけを求めるのは意思決定ではない

  • 支援や配慮が「ずるい」と思われるワケー皆に選択肢を

  • 配慮が無意識のうちに「排除」にならないように

  • 発達障害の人に向いている仕事、向いていない仕事はあるの?

  • 【GW特別企画】ゲストは小学生!?ー教えて発達障害のこと。

  • 「専門性」とはなにか?

記事の最後にそれぞれの放送のURLを載せておきますので、気になったテーマがあれば聴いて頂けると嬉しいです!

ちなみに、Voicyは下記チャンネルで毎日更新しています!



60分の放送をギュッとまとめると

日々の支援なしに意思決定だけを求めることの問題点

223回目の放送では、「日々の支援なしに意思決定だけを求めることの問題点」についてお話しました。意思決定支援の重要である一方で、単に決断を迫るだけではなく、その過程の重要性について説明しました。特に、ASD特性があることで、先行きを見通すことが不得手な場合、ただ自己決定を求められても不安が増すだけかもしれません。むしろ、不安が減るような関わりやコミュニケーション支援が必要なサポートです。

支援や配慮が「ずるい」と思われるワケ

224回目の放送では、「支援や配慮がずるいと思われる理由」に焦点を当てました。しばしば、合理的配慮が提供されたことに対して、周囲から「ずるい」と言われることがあります。その背景には、支援を受けている子どもたちの選択肢が増えているように見えるためだと思うことがあります。本編では、この点について深く掘り下げて話をしました。

配慮が無意識のうちに「排除」にならないように

225回目の放送では、「配慮が無意識のうちに排除につながること」について考えました。支援や配慮が重要である一方で、時としてその配慮が参加の機会を無意識のうちに奪ってしまう場合があります。例えば、音が苦手で参加をためらっている人がいる場合、「参加しなくてもいいよ」とすることが、本人が望んでいた参加の機会を奪うことになるかもしれません。むしろ、どのようにして参加を支援するかを考えることが必要です。

発達障害の人に向いている仕事、向いていない仕事はあるの?

226回目の放送では、「発達障害の人に向いている仕事、向いていない仕事はあるのか」というテーマで話をしました。日々の相談の中でもよくお受けする質問の一つです。実際には、発達障害に関する特性があると一口に言っても、特性の程度や現れ方、得手不得手などは個々に異なるため、一概に「発達障害だから」とは判断できません。そうしたことに具体的なエピソードも踏まえて解説しました。

【GW特別企画】ゲストは小学生!?ー教えて発達障害のこと

227回目の放送では、特別企画として「小学生に教えて!発達障害のこと」というテーマで放送をしました。この回では、小学生からの「発達障害と他の障害は何が違うのか」「発達障害と自閉症は違うのか」などの質問に答えました。

「専門性」とはなにか?

228回目の放送では、「二つの専門性」について話しました。発達障害に関する知識や支援の技術は大切な専門性です。しかし、それだけでは不十分だと、僕は考えてて、もう一つ重要な専門性として「倫理観」を取り上げ、その重要性を強調しました。私たちがどのように倫理を基に行動するかが、支援の質を左右するという点を掘り下げました。

ということで

1週間のまとめでした!

いかがだったでしょうか?
少しでも気になるテーマがあれば嬉しく思います!

引き続き、どうぞ宜しくお願い致します!


佐々木康栄

災害時に役立つさまざまな情報

これまでnoteにまとめていましたが、TEACCHプログラム研究会東北支部のホームページに集約しました。宜しければご活用ください。


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