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支援を加速させるために必要なこと

この記事は2,086文字あります。個人差はありますが、4分〜5分でお読みいただけます。

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今日は「支援を加速させるために必要なこと」というテーマで書いていきます。どうぞお付き合いください。


エネルギーを充電できる場と仲間を

昨日はTEACCHプログラム研究会大阪支部さん主催のセミナーにお声がけいただき、お話をさせて頂きました。オンラインセミナーだったのですが、大阪支部の方々が見学も兼ねて横浜までいらして頂き、横浜からの配信でした。すでに知っている方から、はじめましての方まで多くの方々とご一緒させて頂いた1日でした。

昨日は「人材育成」や「マネジメント」みたいなことがテーマだったので、「リーダー」についても一丁前に話をさせて頂きました(誰が喋ってるんだという感じで恐縮ですが…)。その中で、「リーダーのメンタルヘルスはどうしていったらいいか?」というご質問をいただいたんですね。確かに、リーダーの立場に限った話ではありませんが、立場が上がれば、自分が抱えなければならない範囲や責任も増えますからストレスもかかってきます。そうすると、自身のメンタルヘルスをどうするかというのは大切なテーマです。

どうしたらいいのかは人によるのかもしれませんが、個人的には「エネルギーを充電できる場と仲間をもつ」ということが大切なのかなと思っています。

同じ職場にいればベストですが、そうでない場合もあるでしょう。だけど、今はオンライン化が進んだことによって、精神的な距離はグッと近くなりました。そのため、活動している地域が違ってもオンライン上で気軽にやり取りができます。ぼくは、この辺りはかなり恵まれていて、同じ職場にも職場外にも、支援者としてだけでなく、人として信頼し合える(と、ぼくは思っている)仲間がいます。

多くは先輩で、話をしているだけで多くの学びがあります。もちろん、そこで教えてもらったことを自分が持ち帰って取り組むということは大切です。でも、何が自分にとって大きなお土産になっているかというと「よし、まだまだ頑張れそうだ」とエネルギーをもらえることなんですね。そうしたエネルギーを充電できる場と仲間を持つことが、とても大事なのではと思って、そうしたお返事をさせて頂きました。

そして、昨日は大阪からいらした皆さんと懇親会もさせて頂きました。皆さんお疲れのところお付き合い頂いたので申し訳なかったのですが、めちゃめちゃ楽しい時間でした。一緒に同じ方向性を向いている仲間と過ごすのはとても居心地がいいです。

自分よりも先輩の方々もおられますが、その立場から「〇〇が勉強になった」と言って頂いたりもしました。多分、ぼくは自分がもっと年齢を重ねたときに、自分よりも一回り、二回り下の人にそう接することができなそうなので、「人として、こうありたいな」と思わせてくれました。

自分と同世代、あるいは少し下の世代の方とご一緒することは、実はぼくはそう多くないのですが、昨日はそうした方々ともたくさんお話をさせて頂きました。同世代で頑張っておられる方々いると勝手に嬉しくなったり、刺激をもらえたりします。自分よりも若い世代の方々の熱意や取り組みを伺っていると、「自分よりも若くて熱意もあって、しかもバリバリ現場で活躍している人なんだ」と思うと、「あぁ、ぼくじゃなくて、こういう人たちがこれからの自閉症支援を背負ってもらうんだな」と、いつか来るであろう引退に向けて実感もするし、同時に「自分よりも若い人がこれだけ頑張ってるんだから、自分が頑張らなくてどうするんだ」と奮い立たせてもらえたりします。

ぼくも人間なので、(落ち込むことはほとんどありませんが)疲れる時もあります。でも、そうした時のもう一踏ん張りをくれるのは、自分がお会いしている自閉症の方やご家族はもちろんですが、こうした仲間でもあります。

ですので、昨日も本当に多くのエネルギーを充電できた1日でした。今日もこれから、専門家の方向けのセミナー講師をしますが、お陰で頑張れそうです。

今は自分が仲間に加えてもらったり、そこでエネルギーをもらっているだけですが、今度は自分が誰かの仲間になり、誰かの充電ステーションみたいな役割ができればと思っています。特に、TEACCHプログラム研究会東北支部では、一応代表を務めていますから、東北の方々にとってそうした存在になりたいと思わせて頂いた1日でした。東北支部の皆さん、これからも一緒に頑張っていきましょうね。「東北支部に入ってよかった!一緒にやってきてよかった!」と思っていただけるように頑張りますから。

そして、TEACCHプログラム研究会大阪支部の皆さんも、企画から運営、そして充実した1日を本当にありがとうございました!素敵な方々が揃っている大阪支部です。皆さん、ぜひ大阪支部の応援も宜しくお願いいたします!

▼TEACCHプログラム研究会大阪支部Facebook

▼TEACCHプログラム研究会大阪支部研修情報

今日の記事は以上になりますので、参考になれば幸いです。補足はVoicyで話をしますので、宜しければVoicyの方も応援していただければと思います!それでは!

佐々木康栄

セミナー情報

佐々木が関係する研修会情報をいくらか紹介します。ぜひ一緒に学びませんか?

▼4支部合同セミナー▼

自閉症eサービス@とうほくー「不適応行動へのアプローチ 実践編」

2023東北支部活動

▼保護者限定勉強会▼

・100名まで
・参加費は無料
・東北支部会員または東北支部会員から紹介を受けた親御さん
という条件にしたいと思います。会員の方で、親御さんたちにお声がけできる方がおられればご協力お願いいたします!

また、2月には仙台にて対面セミナーを開催します!お楽しみに!

▼会員限定動画▼

これまで、会員の皆さんには限定のコラムや動画を配信してきました。現在下記のような動画を配信中です。閲覧にはパスコードが必要です。何度かメールでご案内しておりますが、もし会員の方で「パスコードがわからない!」という方はteacch.tohoku@gmail.comまでご連絡ください。

▼会員限定コンテンツ▼

現在、会員限定の質問フォームを設けています。匿名にしようかとも思ったのですが、会員の方からのご質問であることを確認するためにお名前のご記入をお願いしたいと思います。ご質問については、全てにお返事できるわけではなく、会員の皆さん全体にとって有益だろうと思うものを中心に取り上げて、限定コラムなどで書いていきたいと思います。

▼その他▼

ここに記載した以外にも、東北支部ではさまざまな取り組みを今後もしていきます。会員の皆さんには、「今こんなことを考えています」というのもお届けしますのでお楽しみに。公式LINEもあり、会員以外の方もぜひご登録ください!定期的に情報発信していく予定ですので、「TEACCHって何だろう?」「興味はあるんだけれども、どんな活動をしているんだろう?」という方はぜひご登録ください!

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