今日は相談、検査、研修会、オンラインサロンと色々なことがあった1日でした。
相談では、不登校の相談も少なくありません。そうした時に、ご本人・ご家族ともにたくさんの葛藤があると思います。支援者としては、「その方にとって得られるものがなければ無理に行かせる必要はないのでは?」と思うこともしばしばです。
学校に行きたくないと思う原因はさまざまなので一様には言えないのですが、いつも思うのは、「この先がどうかはわからないけれども、少なくとも今は現実的に難しい場合には、行かないことを前提に生活を考えよう」ということです。そうした方針で絶対に正しい!と自信があるわけではないのですが、現状では、僕はそんな風に考えています。
研修会は、「構造化」についてお話をさせて頂きました。僕は今まで、「わかりやすく伝えれば伝わる確率が上がるので、どうわかりやすく伝えるか」を意識してきました。そのつもりでスライドも作っています。だけれども、それだけでは不十分で、「わかりやすいこと」と「伝わること」はイコール関係ではないんだろうと思うようになりました。
そのためには、可能な限り受講される方々がイメージしやすいように話をする必要があり、
(1)大枠の方向性(なぜ?なんのために?)
(2)相手の方の経験や頭の中にある情報を使う(具体例)
(3)実行できそうなアクションプランを1つは伝える(実行)
もう少しこんなことをイメージして話せるようになれれば良いと思いました。
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