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1週間の振り返り(2024/4/22〜4/27)

この記事は1,509文字あります。個人差はありますが、3分〜4分でお読みいただけます。

このnoteではVoicy(音声配信)で配信した内容のテキスト版(要約版)です。詳しくはVoicyで聴いて頂ければと思います。

今回は、今週放送した内容の振り返りで、大まかなテーマは下記です!

  • 合理的配慮はめちゃめちゃ大事な法律だけど、知っている前提で話をしない

  • 混乱した時の対応の本質

  • インクルージョンとダンピング

  • 支援のネットワークを

  • 感覚の偏りへの対応の考え方

  • それぞれの正義を理解することから

文章の最後にそれぞれの放送のURLを載せておきますので、気になったテーマがあれば聴いて頂けると嬉しいです!

ちなみに、Voicyは下記チャンネルで毎日更新しています!


60分の放送をギュッとまとめると

合理的配慮はめちゃめちゃ大事な法律だけど、知っている前提で話をしない

216回目の放送では、合理的配慮の義務化についての放送をしました。これは、法的なサポートが整備された大きな、大きな一歩です。

とはいえ、「法的な整備がなされた=現場の理解が整理された」とはいきません。僕らも、「2024年1月からNISA制度が新NISA制度に変わりましたよ!」と言われても、1月1日からみんながそれについて詳しく理解できるわけではありませんよね。

ですから、合理的配慮も「知っていて当たり前」というスタンスで話を進めていかないことが大切です。

混乱した時の対応の本質

217回目の放送では、パニック、癇癪、メルトダウンなどの言葉について取り扱いました。Xでも話題になっていましたね。

それらの違いを定義することの意義はありつつも、それを現場で区別することは難しいこともしばしばです。むしろ、これらの状況における本質的なポイントについて話をしました。

インクルージョンとダンピング

218回目の放送では、特別支援学校のあり方について神奈川県の黒岩知事のコメントに触れ、インクルージョンについても解説しました。インクルージョンはとても大事な考え方です。

でも、それは「みんなを一緒の場所にすること」「みんなが同じ経験をすること」を意味しません。それでは、違った偏見や誤解を生むことに繋がりかねません。インクルージョンのために理解しておくポイントについて整理しています。

支援のネットワークを

219回目の放送では、自閉症eサービスの中山清司先生をゲストに迎え、自閉症支援に携わる人たちのネットワーク構築の重要性について話をしました。それ以外にも、雑談ベースですが、それぞれが普段大事にしていることについて意見交換しています。

感覚の偏りへの対応の考え方

220回目の放送では、これまでも「感覚の偏り」については取り上げていますが、ちょうど「こころの科学2024年5月号通巻 235号 【特集】感覚をめぐる子どもの困りごと」で執筆させて頂いたので、改めて取り上げてみました。本編では、「まとめ」として書いた部分を公開して読み上げています。興味あればぜひ。

それぞれの正義を理解することから

221回目の放送では、ユニバーサルデザイン、インクルージョン、合理的配慮が、なぜ思うように進まないのかについて、僕が感じていることについて触れてみました。

それぞれに考え、価値観、整理があります。それを理解せずに、「理解してほしい!」というだけではうまくいかないことも少なくありません。双方の理解を深め、合意点を見つけることが進展の鍵だと思います。

ということで

1週間のまとめでした!

いかがだったでしょうか?
少しでも気になるテーマがあれば嬉しく思います!

まとめてみると、短時間で話せそうなことをわざわざ10分で話をしている感じもしなくもないのですが….

引き続き、どうぞ宜しくお願い致します!

佐々木康栄

災害時に役立つさまざまな情報

これまでnoteにまとめていましたが、TEACCHプログラム研究会東北支部のホームページに集約しました。宜しければご活用ください。


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