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HSPに向いてると思えた仕事の話。

前回HSPチックな性格ゆえの話を書いたので、続けてそれ絡みの話を…。

↓前回の話はコチラ

そもそも私は「自分、HSPですわ」と断言しきれないというか、HSPの特徴をわかりやすく網羅はしてない人間なのですが、
それなりに当てはまるタイプと思います。

他人より敏感で繊細だったり、周りが気にも留めてないこと気にしちゃったり。

なんというか…同じ物を見ていても、周りより多く情報が入ってきちゃうんですよね。

そんな私は、これまでカスタマーサービスやら接客販売やら事務やらクリエイティブやらいろんな仕事をかじってきたのですが、やはりHSPっぽさが出ることで人一倍疲れることは多々。

ただ…

そのどの分野でも絶対に周りから「またお願いしたい」とわざわざ褒められたのが

「ダブルチェック」的な作業でした。

仕事として絞って言うなら「校正」系。

もちろんそこまで専門にしなくても、意外とどの職場でも生じる作業でして、

「メールの誤字脱字チェック」とか「資料との照らし合わせ」とか「メルマガの内容確認」とかも。
要は、誰かの作業に漏れやミスがないかの確認です。

これが、日常的にやたら情報を読み取っちゃう人間的には、

違和感に敏感なとこも活かせてナチュラルにツッコミ所が見つけやすい上に、
普段なら「そんな小さいこと気にすんなよ〜」と咎められるようなポイントも堂々と言えて、よく気づいてくれたね!と感謝されるという。

ここですよね…

普段はマイナスに捉えてる自分の性格が、だれかのお役に立てること。ありがたいと思ってもらえることが、いかに

私の低い自己肯定感を上げてくれることか…!

こういうダブルチェック的な作業は、カンタンだとか、誰でも出来るとか思われがちです。
だから派遣やパートに任されるし、この仕事だけでガツガツは稼げません。

あくまで色々担当業務がある中の1つ、程度だけど、その中で自分らしさが活きる業務があるってことが大きいの。

ちなみにダブルチェックを舐めてる人は、絶対それに泣かされる日がくるでしょう。
1つの見逃しが信頼を失ったり命取りになること、その後悔をまだ味わったことないだけ。

ミスもね、見つけられない人は見つけられないものなんですよ。体質的に「目に入らない」んじゃないかと。

だからほんとは「誰でも出来る仕事」ではなかったりする。違和感レーダーの個人差って結構大きいんだから。

どんなカンタンな作業でも、それをどんな風に仕上げるかは個性が出るもので、その仕上がりに対して「この人のが好き」という感情が相手には湧いて、「ぜひ次もあなたに」となる。

今は気づいてくれてない人も、他の人に任せたときに、その違いを体感するでしょう。

気にしいでもいいの。
あなたに見えるものが、見えない人を仕事で救うことがあるのだから。

気付けないことに困ってる人だっている。
そう思うと、HSPも悪くはないかな。

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