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ツッコミどころがありすぎ 相棒「詩集を売る女」

最近「相棒」を見るのにハマってるが、「詩集を売る女」は先日感想を書いた「人生ゲーム」と同じ脚本家とは思えないほど、クオリティが低かった。

「人生ゲーム」の感想はこちら。

今回はツッコミどころが山ほど。

○詩のレベルが低すぎる。こんな中学生が日記で書いてるような詩を路上販売してるってイタい人でしかない。
ドラマで出てくる詩人の詩ってこういうのが多い。実際に中原中也賞受賞してる詩集とか参考にしないのか。

○「私が生きてる証を誰かに知ってほしくて」って、詩人のイメージが古すぎる。「詩というのは本来そういうものなんでしょうねぇ」なんて恥ずかしい台詞を右京さんに言わせないでほしい。

○知らない人が路上販売してる詩集なんて誰が買うのか。見本の詩を展示するとか、朗読パフォーマンスしてるならまだわかるけど。

○元・一歩(太田莉菜)が書店で雑誌を買うときに、会計前に立ち読み防止の結束紐を外してしまっている。「一般常識のない人」って演出なのか?

○新・一歩が戸籍を買った理由がわからない。本名名義で多額の借金があったとか?

○戸籍を買うような女に見えない。すぐそばに社員がいる状況で「私は戸籍を買っただけよ!」と言うのはいかがなものか。

○買った戸籍名をデザイナー名として活動するだろうか?

○冠城が最後まで一歩の詩集を読まないのは見識だが、「残念ながらまだ読んでないけど、君の詩に一番最初に救われたのは、俺かな(詩集を胸ポケットに入れていたおかげでナイフが刺さるのを防げた)」と一歩に告げるのはエールどころか嫌味でしかない。

○詩集の「朱色の羽」「怒りも哀しみもない酒場」から「赤羽の喜楽路」にたどり着くって一休さんの頓知ですか?😅 少なくとも詩ではないよね。

○事件が起きてないのに刑事が動きすぎる。「事件を未然に防げるか」というテーマでほぼ思いつきで書いたような内容。
捜査令状も持たない刑事が「怪しい」と感じるだけでこんなに事情聴取して回ったり、越権ではないのか。

○遺書がただの手紙。遺書って財産分与とかを書くためのものだから書式決まってなかった?😅 遺書と別に手紙があるならわかるが……

冠城と青木のやりとりは漫才ぽくて面白かったけど、最近見た中では飛び抜けてひどい内容だった。
「人生ゲーム」の人が書いた脚本とは思えない。

同じ脚本家でここまでクオリティの差があるのは驚き。ムラのある人なんだろうか🤔

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