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愛してる、そう言いたいだけなのに

夜の海、真っ暗で何も見えない
波の音だけが響いている
あたしは1人膝をかかえて
その音が止むのを待っている
手を離してしまえば
一瞬でバラバラになってしまうから




どこから湧いてくるのか、ふと汚い感情が押し寄せてくる瞬間がある

考えたくもない、被害妄想でいっぱいになる

そして、誰も信じれなくなって

人を傷付けていく

もう何千回も繰り返してきた

次はきおつけようって思ってるのに、

自分じゃどうしようもなくって

ただ、本当の事を言えばいいだけなのに

目の前に見えるものを信じたらいいだけなのに

簡単で単純な事が出来なくなる


でも、絶対に手放したくないものが出来た

それはあまりにも不安定で、確証なんてなくて

自分を信じる事だけが確かなもの

それをするのがあたしには物凄く難しい

唯一、出来なかった事だから


貴方を愛しています
支えてあげるなんて言える程
わたしは強くなかった
ごめんなさい
それでも、笑った顔、悲しい顔、怒った顔、
全部全部、これから先、隣で見ていたい
こんな私の帰る場所でいてほしい

本当は貴方の一番になりたかった
私だけを見て、なんて言えたら
どれ程、楽だったのだろう

ただ言葉にして伝えるだけなのに、なんでこんなにも難しいの?
言葉の裏に答えを隠す事しか出来ない。


あーあ、いつまでこんな事やってんだろう

いい加減、気付けよ、馬鹿、





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