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#Takramcast 出演回まとめ

こんにちは、石田です。

これまでたくさんTakramcastに出演させていただきました。

TakramcastはデザインファームであるTakramが主催するPodcastです。

各回2000回~4000回ほど再生されています。Takramcastは膨大な数があるので、今回はその中から出演させていただいている回をまとめました。「聞いてほしいぞー!」と思っても紹介しづらかったため。

テーマは建築、都市、コンテクストデザイン、VR、コミュニケーションなど多岐に渡ります。そうした興味に近い方はぜひ。

【1:メガネ、建築、VR~想像と記録】

初めての出演回。コンテクストデザイナーの渡邉康太郎さんと。

JINSデザインプロジェクトのイベントをベースに、クリエイションにおける想像と記録や、バーチャルリアリティと現実の関係に関する議論を展開しました。

初めての議論を踏まえて、いろいろと内容を整理してnoteを書いたりもしました。

着席→いきなりのスタートで大変緊張したのを覚えています。

【2:建築とコンテクストデザインー誤読のきっかけ】

建築とコンテクストデザインの概念の比較から始まる、弱い文脈と強い文脈の呼応に関するトークです。渡邉康太郎さんと。

米田知子の写真集、森岡書店のエッセンシャリズム、「同床異夢」現象、個人と統計を結びつけること、「数字の介入」について。

この回もnoteで補足を作成しました。ロバートアーウィンの4つの彫刻の類型をテーマに、物事の見方を変える価値と可能性について書いていました。

【3:春画と建築、ものがたり(ゲスト:朝吹真理子さん)】

近年注目される「春画」についてのトークです。

春画ことはじめから、春画を読む空間と羊羹、春画の笑える表現やのぞき、版画の陰毛、画の物語の表現について。

渡邉さんに加え、ゲストに小説家の朝吹真理子さんという超豪華な回。各所からの反応がかなりある回でもあります。

このcastは絵が必要なので、音声と同時で追えるビジュアル集をつくったのでした。

【4:言葉によらないコミュニケーションー存在と不在】

茶道における聴覚のコミュニケーションや美術館の「鳴らされない楽器」、香道での記憶と想像から、言葉を介さないコミュニケーションの可能性について議論しました。

【5:D2Cに求められる空間づくり】

D2Cリアル店舗の空間に関するトーク。初めて、ビジネスデザイナーのTakram佐々木さんと出演させていただきました。

「モノを売る場」から「体験する場」へとストアの役割が変わっていくなかで、今後の空間に求められる役割について「空間における出力と入力」、「コミュニティ」、「目的の読み替え」などをキーワードに語りました。

ここでのトークなどをふまえ考察したnoteはTwitterや各所からけっこうな反響がありました。

【6:霧の彫刻、霧の建築~形のない体験】

水戸芸術館で1/20まで開催している企画展では中谷芙二子による「霧の彫刻」の展示をきっかけにはじまる、形のない彫刻や形のない建築についてのトーク。

形がないからこそ達成される彫刻、建築とは? 道具の進化やエコシステム、AR/VRによる建築について。

ここできいた霧の彫刻が気になり、すぐに駆け付けました。すると中谷芙二子さんにお会いできた!

こちらもいろいろとnoteを書き、霧の特性について考察しました。

【7:機械学習と建築の存在と不在】

初めての、Takram櫻井と渡邉、建築系インターン石田によるトーク。

「デジタル空間の存在と不在」がキーワード。

存在の意味、存在の観測の仕方、存在するものと観測するものの相互作用、データの中立性、忘れられる権利と消失の証明、ジャーナリズムと視聴率、ファッションなどをキーワードに、幅広く議論を展開しました。

【8:VRと建築~バーチャルリノベーション】

石田がTakramを少しお休みして個人的に参加していた青山スパイラルでの展覧会と、自らの作品についての報告会をしました。

スマートグラスが普及した社会での建築設計のありかたについて。変化する建築、建築の新しい動き、マルチインストゥルメンタリスト、サイレントライブについて。

【9:カゲロウと想像】

サン=テグジュペリの『人間の土地』のにおける1シーンをきっかけに広がるトークです。

電子書籍、青の色と文化、テクノロジーの意味やおにぎりロボットなどについて幅広く議論を展開しました。

【10:想像と無意味】

「カゲロウと想像」の回でのトークを受けて、想像をキーワードに引き続き展開されるトーク。

エモいとエヴォいの差、ジョルジュ・バタイユ、プラットフォームのメディア化、豊島美術館についてなど、幅広く議論を展開しました。

【11:無意味のデザインと建築】

「カゲロウと想像」「想像と無意味」の回でのトークを受けて、無意味をキーワードに引き続き展開されるトーク第3弾。

意味の欠如と石庭、ハンス・ホライン、演劇的構成の絵本、幻肢痛、オノヨーコの「グレープフルーツ」についてなど、幅広く議論を展開しました。

まだ引き続き増えるかもです。

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