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【35】カギカッコを抜き出そう

偏頭痛が激しく断酒を敢行している小井です。
おはようございます。

本日は「カギカッコを抜き出そう」というお話です。

・人間は会話を覚えていない

ここ数ヶ月は展示会に出展されている読者さんも多いと思います。
私は展示会出展後のフォローのご相談をいただくことも多いのですが、

「会話を記録」していない人が多いです。
つまり相手がどんなことを話したか、を正しくそのまま記録していない。

例えば展示会で名刺交換した相手が、

「この商品は○○にも活用できるの?」とか、
「うちも△△という方針があって、この商品は合うかも」など、
【お取引のヒント】となる発言をしてくれていることが多々あります。

こうした【相手からの発言】を記録しておき、
その記録した内容をもとに次のアプローチをすべきです。

多くの方は(興味ありそう?)など簡易メモをして、
数日後に「展示会のお礼」というメールをするにとどまっているのではないでしょうか。

相手は展示会で数十名と名刺交換しているので、簡単に埋もれてしまいます。

もちろん展示会の現場では時間が限られているので、全ての会話をそのまま記録するなんて不可能です。
前述のような「お取引をイメージした発言」を抜き出しておけば良いです。


・相手も覚えていない

もう一つ重要なポイントは「相手も何を話したのかなんて細かく覚えていない」こと。

会話を記録して、その後のアプローチに活用することは【相手に話したことを思い出させる】役割も果たすのです。

コミュニケーションはナマモノです。
思い出す際にはどうしても自分の主観が入ってしまいます。

会話をきちんと記録する。
主観を入れずにカギカッコでそのまま記録する。

その点、注意してほしいと思います。
現場からは以上です^ ^

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■小井翔太のプロフィール
1987年、和歌山県生まれ。大阪市立大学を卒業後、コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社へ。
もともとはトラックドライバーからのキャリアスタートでしたが、社内の営業ノウハウ本を徹底的に勉強し、
全ての商談(約2万)をボイスレコーダーで記録。通勤時の往復の阪急電車で自分の商談を聴き直して分析。
こういったお勉強の結果、社内で表彰をいただくことができるまでに成長することができました。

2018年から独立し、自身の「営業の勉強方法」をベースに地方の中小企業の支援に関わらせていただいています。

今は和歌山県、大阪府、兵庫県、滋賀県など近畿から、広島県、新潟県など全国の中小企業の営業支援をさせていただいております。

専門は「大手への新規開拓」です。

経営を安定化させるために、「大手との商売を新規スタートさせたい」。
でも、「アプローチ方法がわからない....」「どこかでウチでは無理だろうなと思っている...」
そういった中小企業さんの支援をメインに行っております。

ーー略歴・実績ーー
2008年4月〜 コカ・コーラで10年勤務
2017年・2018年 競合からのシェア奪還事例で社内表彰
2018年2月 営業支援会社を設立
2022年4月 和歌山県にて営業の専門家として「わかやま産業振興財団」専門家登録
2023年12月 和歌山商工会議所、特別会員として登録

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