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バカは刺激と反応に隙間が無い

僕には子供が4人いるのですが、兄妹がいるとおこりがちなのが兄妹間ゲンカです

ほんの些細なことでケンカになるのですけど、多くの場合は『兄妹間マウンティング』です。これは、大人になってからも影響が残ることがあります

つまり、マウンティングの温床というわけです

多くの場合、『弟(妹)が自分の言う事を聞かんのやもん』『兄(姉)がダメって言われてることをする』というのが言い分なのですけど、大人になってもこのレベルの人が支配欲にかられ、ハラスメントやイジメをすることになります

つまり、『先輩(上司)の言う事を聞かないから【教育】してやったんだ』とか『しつけのために叩いたんだ』とか『相手のことを思ってやったんだ』とかいう状況です

実は、日頃のこうした事にも【意志】が強く働いています

なぜなら、人が何らかの刺激を受けて反応するのには、『隙間』があるからです
この『隙間』にあるのが『選択の自由』です

オーストリアの精神科医で心理学者でもあった、ヴィクトール・フランクル氏は、自身の体験を基に『選択の自由』を見つけました

例えば、今やネットで日常化した問題で『クソリプ』『炎上』がありますが、『自分が見た情報に対して、罵り怒りをぶつける』ことで見ていくと

刺激:自分が見た情報

反応:罵る、怒りをぶつける

といった具合になるのですが、この『隙間』で自分がどう行動するかを自分で決めているということです

つまり、

刺激:自分が見た情報

選択の自由:どんな行動を選ぶか

反応:罵る、怒りをぶつける

ということが、人の中でおきているということです

意志を明確に強く高く持っている人は、この『隙間』にゆとりがあり、起きたことに対して、自分がどう振る舞うかを選んでいます

反対に、意志を見失い、考える事を放棄した人はこの『隙間』にゆとりがなく、感情に任せ、欲に溺れて行動してしまうということです

つまり、意志とは自覚にもとづいて、他の影響に縛られないで行動する能力なのです

【自覚】というのは、自分を客観的に見る能力です

先ほどの例えで言うと、意志が高く強くある人の中では

刺激:「なんやコイツ!ムカつくな」という投稿を見た

自覚:「何で私はこんな奴にムカつくんや?」
   「この投稿の何がこんなにムカつかせてんだ?」

意志:「私が【創りたい世界】(したいこと)にこれは関係あるのか?」

反応:「じゃ、こうしよう」

という流れが働きます

もはや日常になってしまった『炎上』の背景にはこうしたことが働いているわけですけど、あくまでも例え話です

刺激と反応の隙間が無く感情的になる人は日常のいたるところで見かけると思います

感情に振り回されるというのは、野生動物と何ら変わりないことですが、その『隙間』を埋め、自分の【在り方】を決められるのは人間だけです

その人間らしさを引き出し、刺激と反応の隙間を埋めてくれるのは、意志であり、その意志の強さがそのまま人の魅力となっていきます

どんなアンチエイジングも、どんな美容法も、どんなトーク術だろうと、どんなスキルだろうと、自分の中に『意志』が無ければそれはハリボテのメッキみたいなものなので、刺激と反応の隙間を意志で埋め、学んだことを活かすとあなたの魅力がより一層洗練された本物へと変わります

僕が美容師、パーソナルプロデューサーとしてしている仕事の基礎には、この部分をしっかりとヒアリングすることが含まれています

メッキを張り付けることが僕の仕事ではなくて、あなたの魅力を高める事が仕事だからです
なので、施術以上にあなたの意志を掘り起こすことを最重要視しています

DM等でのヒアリングは随時行っておりますので、自分の意志を掘り起こしたいと思う時はお気軽にご相談ください


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