オシャレ女子

オシャレと身だしなみの真実

【お洒落を戦略にする】と前回書いたものの…

それって身だしなみのことじゃない?

と思ったかもしれません。
なぜなら、多くの人が身だしなみはマナーで
お洒落は自己満足のものだから視点が違うと
思っているからです。

僕も、20代の頃にはそのように学んだので
そういうものなのだと信じていましたが、
真実は違います。

真実は何かというと

身の回りを整えることが身だしなみで
洗練された身だしなみがお洒落

だということです。

身だしなみは、相手を気遣い、状況に応じて身なりを整えることが目的なので、相手を不快な気持ちにさせなければ目的が達成されます。
つまり、そこに明確なゴールが存在することになります。

お洒落は、身だしなみに磨きをかける(洗練する)ことなので、相手を気遣い、状況に応じた身なりというのはスタートラインになります。
磨きをかけることに終わりはないので、ゴールはなく、いかに相手の心を魅了し続けるかという超持久戦になります。

例えば、新入社員の身だしなみが整っているとそれだけで好感がもたれることがありますが、30代40代のビジネスマンが身だしなみを整えているくらいでは、好感がもたれることはほぼないでしょう。むしろ、身だしなみが整っているうえで、とてもよく似合っているとか、見た目が全てを語っているような30代40代のビジネスマンが好感をもたれるはずです。

人生をRPGに置き換えて考える

ドラクエのようなゲームに例えるなら、Lv.1の勇者が旅の始めにとりあえずの装備を整えHP10くらいのスライムを倒しにいくのが身だしなみです。
じゃないとすぐに死んで強制送還です。

冒険が進むと、モンスターの難易度も上がるので、レベルをあげ、それに見合った装備を整えていき、HP2700のボスを倒すのがお洒落です。

モンスターの難易度があがるにつれてレベルをあげることは、仕事の熟練度をあげる事や、人間性を磨くことに繋がります。

ですが、現実社会では多くの人がレベル上げをしても、レベルに応じた装備を整えたり、モンスターに合わせた装備を探したりすることの重要性に気づいていないことが多いのです。

どうかすると、Lv.99でこん棒に布の服、鍋の蓋という初期装備のままで仕事に取り組もうとする相当な強者が現実には多いのですから驚きます

平日の街を見れば、新人とベテランのスーツ姿にさほど違いが見えないことからも、それは見て取れると思います。

RPGの世界では、Lv.99で初期装備という状態でもラスボスを倒せるかもしれませんが、現実社会ではかなり厳しいはずです。(僕は試したことがありませんので、過去にやったことがある人は教えてください。)

現実社会では倒すべきモンスターというのは存在しませんが、乗り越える壁というのは存在します。

それは、人間関係です。

仕事での人間関係、家庭での人間関係、プライベートでの人間関係など多くの人が充実感を得るのも人間関係あってこそですし、反対に悩み、ストレスになるのも人間関係です。

にもかかわらず、人間性や仕事の熟練度だけでどうにかしようという人が多いわけですから、そりゃ悩みもするはずです。

だから、僕は【お洒落は戦略】になると語ったわけです。

鵜呑みにする危うさ

それにしてもなぜ、身だしなみはマナーでオシャレは自己満足という解釈が広まったのでしょうか?

僕にはそちらのほうが全くの謎で、両方の語意を調べてみればそうではないことが読み取れるのです。

学校でそのように教わったから
新人研修でそのように教わったから

理由はそれぞれあるでしょうが、
危険なのは、それを鵜呑みにすることです

学校でそのように教わるのは、
学校にとって都合が良いからです

新人研修でそのように教わるのは
会社にとって都合が良いからです

教わったことを素直に受け入れることはもちろん大事なのですが、猿も木から落ちるという言葉があるように教える人間も同じ人間なのです。
間違えることも当然あります。

だから、僕たちは言葉というものに強くならなければいけないのだと思います。なんで、その言葉を使ったのか、その言葉にはどんな意味が含まれているのか、言葉の意味を何となくで理解していないか、そういうことを考えながら言葉に強くなっていくことが、僕たち素人が情弱から脱却する最も近道なのだと思います。

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