絵を仕事にしたい学生さんとその子を持つ保護者さんへの経験談アドバイス①(はじめに)

先日、友人がお子さんの進路について相談したいと言ってくれたので、まとめておこうと思います。その友人のお子さんは「絵の仕事」に関心があるとのことで、現在高校1年生。とても大切な時期なので、その時期の人(またその保護者)に向けた、小池なりの必勝法を、今後まとめておこうと思います。

「子供の進路や夢を応援したいけれど、無闇矢鱈で無謀な世界は心配だから反対の立場を取らざるを得ない」という親御さん。「絵を仕事にしたいという夢は、そんなにも無謀で反対されるような目標なのか。どうすれば親を説得できるのか、そもそも聞く耳も持たないのか親は?」と保護者からの否定に辟易している学生さん。または環境自体は自分を否定しないが、自分で自分の実力と進路と絵についてとに考えを巡らせた結果、不安を抱いている学生さん。主にこの三方に向けて話します。

目標は、それぞれが「それなら安心だ」と思えること、そしてお互いに責任と自発的意思でもって将来を見据えられる基盤を持てること、この2点です。

話の前提として、小池は美大芸大出身ではなく一般私大(と大学院)出身です。絵は独学です。しかしこの前提は、「美大に行かなくてもなれるんだ!」「独学でもいいんだ!」という結論には直結しません。さらに多くの周辺条件が存在します。

わたしは名前が出る有名イラストレーターという状況ではまだありませんが、日々の業務はイラストや絵を描くことで埋まっています。収入の際の主体業務が「絵を描くこと」なので、社会的にはイラストレーターと称して差し支えないと判断しています。

絵を仕事にすることが出来ました。27頃にやっと、なので遅咲きの方ですが、そこまでの過程で「なるほどこういう社会の構図だから、こういう運や技術や学歴が左右するんだな」ということを割と山ほど知りました。正確には、学生時代に予想していた通りでした。加えて、今までの経験から、アナログとデジタルそれぞれの技法の役割やメリットデメリット、今後の絵の世界の予想なども蓄積したり、適宜自己更新をかけたりしています。

自分が学生時代、その当時知らなかったこと、知っていたら選択肢に入れていたかもしれないこと、知らなくても重要だと信じていたこと。親に言われて憤慨したこと、腑に落ちたこと、悔しいけれど正論だったことのなかにやはり真理があったこと。美大に進学した友人達の現在など。

絵を描くことと、それを仕事にするということと。当時わからないなりに考えて、進んできた結果としての今、やっと当時の自分が立てた予想や問いに回答のひとつは出来るようになってきました。その備忘録がてら、今後まとめていこうと思います。


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わぁ!ありがとうございます。えへへ
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小池祐子

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