またえこうじ@ぴたデジの人

生涯現役なデベロッパーを目指しています。Typescript、Javascript、S…

またえこうじ@ぴたデジの人

生涯現役なデベロッパーを目指しています。Typescript、Javascript、Salesforceのフルスタックデベロッパーとして日々コードを綴っています。コードを綴る中で、「これは!?」と思ったものを記事にしています。

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記事一覧

【MB】はじめの一歩。MotionBoardの仕組みを理解しよう

MotionBoardは、データベース、Excel、CSVなどからデータを取得し、グラフや集計表、明細表などで表現するソフトウェアです。 取得データをグラフや集計表のチャート、明細…

Property 'enableSetPasswordInApi' not valid in version 51.0 でスクラッチ組織が作成できなくなったら

大急ぎでお客様の対応をしないと!と、VisualStudio Codeを立ち上げ、スクラッチ組織を作成!! エラー?つい先日までできてたよね? えー!!この忙しいときに!(こうい…

Lightning Web Componentsを素早く開発する方法

システム開発の生産性を大きく左右するのがデバック環境です。 「コードを書く」 「デプロイする」 「動きを確認する」 「修正する」 このサイクルを如何に早く回せるか…

NestJSで開発したGraphQLのリクエストとレスポンスをAzureのApplication Insightsに登録する

Azureでとあるサービスを開発中です。 開発も終盤に差し掛かってきたので、そろそろ、サービスインした後のことを考えようと、環境を構築しています。 AzureにはApplicat…

AzureのBlobストレージに保存しているファイルをZIPに圧縮してダウンロードするには?

Azureでとあるサービスを開発中です。 Blobストレージにファイルを保存しておき、一括でダウンロードする仕組みを開発しようとしたところ、思いのほか苦戦しました(^^ゞ …

Lightning Web Componentsのデバッグ

プログラムを開発する上で、「どうやってデバッグするか?」はとても大切です。 デバッグが簡単にできると、プログラム開発の効率は格段に上がります。 VisualStudio Co…

SLDSをチェックしてくれる優れもの「SLDS Validator」

いつの頃からか、VSCodeでLWCのコードを書いていると、正しいCSSクラスを教えてくれるようになりました(2020年9月15日時点) ちょっと調べて見ると、SLDS Validatorという…

プロセスビルダーである時点の項目も値を保存する方法

Salesfroceに限らず、多くのシステムでは、保存されているのは最新の値です。 システムを運用していると、「あのときの値」を知りたくなることがあります。 例えば、「こ…

もしかして!?VisualStudio CodeでApexクラスがデバッグできる??

VisualStudio Codeのコマンドパレットでsfdxに関するコマンドを眺めていたら、「Replay Debugger用のApexデバッグログを有効化」というのを見つけました。 これはもしや、…

Angularの多言語対応について

Angularでは標準で多言語対応をサポートしています。 アプローチは、HTMLを書くときに多言語対応したいところをマーキングして、ng i18nで抽出して言語ファイルを作成、言…

取引先への活動と提案書を簡単に登録する方法

Salesforceで取引先への活動と提案書(ファイル)を登録するには、以下の手順が必要です。 ・取引先の活動の記録で活動した内容を登録する ・提案書を取引先のファイルにア…

これですっきり!活動と行動とToDoを攻略しよう!!

活動、行動、ToDo、そしてカレンダー。 ちゃんと整理できていますか? 「活動の記録」「新規ToDo」「新規行動」とありますが、この違い、分かりますか? 私は、初めてSa…

Azure App Serviceのデプロイはこれで決まり。

AzureのApp Serviceでいざ本番を迎えるときに考えておくべきことがあります。 それは本番後のバージョンアップをどのように行うかです。 望ましいバーンアップの仕組みの…

Azure DevOpsのPepelineで、NestJSアプリケーションを、サクッとユニットテストする

Azure DevOps。 CI/CDをやり始めてから、ずっと使っています。 Salesforceで開発するときは、ユニットテストが必須なのでせっせと書いていましたが、スクラッチで開発す…

AngularなApolloのテストツールがよくできていてびっくり。

Angularアプリケーションのテストコードを書いています。 サービスクラスのテストコードを書いていて、Apolloの部分のモックを作ろうと思い、念のためApolloのサイトに行…

Salesforce CLI(sfdx)で本番環境にリリースする

Salesforceで開発したプログラムをSandboxから本番環境にリリースするときに、よく利用するのが送信変更セットです。 最近、送信変更セットをアップロードするとあっとい…

【MB】はじめの一歩。MotionBoardの仕組みを理解しよう

【MB】はじめの一歩。MotionBoardの仕組みを理解しよう

MotionBoardは、データベース、Excel、CSVなどからデータを取得し、グラフや集計表、明細表などで表現するソフトウェアです。
取得データをグラフや集計表のチャート、明細表として表示する仕組みを理解すると、MotionBoard攻略のハードルがグンと下がります。
以下がMotionBoardの仕組みになります。

DSデータそのものになります。
RDBなどのデータベースの場合は、1つのテ

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Property 'enableSetPasswordInApi' not valid in version 51.0 でスクラッチ組織が作成できなくなったら

Property 'enableSetPasswordInApi' not valid in version 51.0 でスクラッチ組織が作成できなくなったら

大急ぎでお客様の対応をしないと!と、VisualStudio Codeを立ち上げ、スクラッチ組織を作成!!

エラー?つい先日までできてたよね?

えー!!この忙しいときに!(こういうことは忙しいときに限って起きる笑)

現象コマンドパレットから「デフォルトのスクラッチ組織を作成」と実行すると以下のログが出力されます。

Starting SFDX: デフォルトのスクラッチ組織を作成...06:0

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Lightning Web Componentsを素早く開発する方法

Lightning Web Componentsを素早く開発する方法

システム開発の生産性を大きく左右するのがデバック環境です。

「コードを書く」
「デプロイする」
「動きを確認する」
「修正する」

このサイクルを如何に早く回せるかがポイントです(早く回せると精神衛生上もいい)

Lightning Web Componentsを開発するとき、どのようにしていますか?

「デプロイする環境のLightning WebコンポーネントのデバックモードをONにする」

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NestJSで開発したGraphQLのリクエストとレスポンスをAzureのApplication Insightsに登録する

NestJSで開発したGraphQLのリクエストとレスポンスをAzureのApplication Insightsに登録する

Azureでとあるサービスを開発中です。

開発も終盤に差し掛かってきたので、そろそろ、サービスインした後のことを考えようと、環境を構築しています。

AzureにはApplication Insightsというサービスが提供されており、いろいろなサービスのことを集中管理できるようです。

お客様から問い合わせがあったときに、しっかり対応するためには集中管理は必要不可欠です。

これはシステム管理

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AzureのBlobストレージに保存しているファイルをZIPに圧縮してダウンロードするには?

AzureのBlobストレージに保存しているファイルをZIPに圧縮してダウンロードするには?

Azureでとあるサービスを開発中です。

Blobストレージにファイルを保存しておき、一括でダウンロードする仕組みを開発しようとしたところ、思いのほか苦戦しました(^^ゞ

忘れないように&きっと他にも困っている人はいるはずと言うことで残しておきます。

前提条件環境: Node.js(v12)

使用ライブラリ: @azure/storage-blob、archiver

アプローチarchi

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Lightning Web Componentsのデバッグ

Lightning Web Componentsのデバッグ

プログラムを開発する上で、「どうやってデバッグするか?」はとても大切です。

デバッグが簡単にできると、プログラム開発の効率は格段に上がります。

VisualStudio Codeを使ってAngularやVue.jsでプログラム開発をするときのデバッグ方法は、VisualStudio Codeでブレークポイントを設定して行うのが一般的です。

Lightning Web Componentsを

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SLDSをチェックしてくれる優れもの「SLDS Validator」

SLDSをチェックしてくれる優れもの「SLDS Validator」

いつの頃からか、VSCodeでLWCのコードを書いていると、正しいCSSクラスを教えてくれるようになりました(2020年9月15日時点)

ちょっと調べて見ると、SLDS Validatorという拡張機能が新たに提供されています(9/15時点ではプレビュー)

SLDSは、どんどん進化しているため、CSSクラスもどんどん増えています。

新たに増えたものも含めて、CSSクラスの定義をチェックしてく

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プロセスビルダーである時点の項目も値を保存する方法

プロセスビルダーである時点の項目も値を保存する方法

Salesfroceに限らず、多くのシステムでは、保存されているのは最新の値です。

システムを運用していると、「あのときの値」を知りたくなることがあります。

例えば、「この商談の前の担当者は?」「この商談の前のフェーズは?」「このケースの前の担当は?」などです。

Salesforceでは、項目履歴管理やレポート作成スナップショットを使うとこういうことに対応できます。

最近はインサイドセール

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もしかして!?VisualStudio CodeでApexクラスがデバッグできる??

もしかして!?VisualStudio CodeでApexクラスがデバッグできる??

VisualStudio Codeのコマンドパレットでsfdxに関するコマンドを眺めていたら、「Replay Debugger用のApexデバッグログを有効化」というのを見つけました。

これはもしや、VisualStudio CodeでApexクラスをデバッグできるのでは?と調査してみました。

これまでのApexクラスデバッグと言えばこれ
これまでApexクラスのデバッグと言えば、デバッグログ

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Angularの多言語対応について

Angularの多言語対応について

Angularでは標準で多言語対応をサポートしています。

アプローチは、HTMLを書くときに多言語対応したいところをマーキングして、ng i18nで抽出して言語ファイルを作成、言語ごとにビルドします。

詳しくは公式を見てください。

https://angular.io/guide/i18n

今の今まで、Angularのi18nはHTMLだけの対応だと思っていました。

<th i18n="

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取引先への活動と提案書を簡単に登録する方法

取引先への活動と提案書を簡単に登録する方法

Salesforceで取引先への活動と提案書(ファイル)を登録するには、以下の手順が必要です。

・取引先の活動の記録で活動した内容を登録する
・提案書を取引先のファイルにアップロードする

2つの手順が必要ですし、どの活動でどの提案書を提出したのかが分からなくなります。

手順を1つに、どの活動でどの提案書を提出したのかを行う方法をご紹介します。

アプローチ画面起動フローを使って、取引先への活

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これですっきり!活動と行動とToDoを攻略しよう!!

これですっきり!活動と行動とToDoを攻略しよう!!

活動、行動、ToDo、そしてカレンダー。

ちゃんと整理できていますか?

「活動の記録」「新規ToDo」「新規行動」とありますが、この違い、分かりますか?

私は、初めてSalesforceをさわり始めた頃、「なんじゃこりゃ!?」と思ってました笑

全体像
ざっくりと全体をイラレで図にするとこうなります。

すべての元は「活動」です。

元なので、「行動」「ToDo」にカスタム項目を追加する場合

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Azure App Serviceのデプロイはこれで決まり。

Azure App Serviceのデプロイはこれで決まり。

AzureのApp Serviceでいざ本番を迎えるときに考えておくべきことがあります。

それは本番後のバージョンアップをどのように行うかです。

望ましいバーンアップの仕組みの条件は以下の通りです。

・人の手をできるだけ介在せずにバージョンアップできること
・本番前のテストを本番とほぼ同じ状況でテストできること
・本番環境への移行はできるだけ短い時間でできること

DevOpsの仕組みを作ろ

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Azure DevOpsのPepelineで、NestJSアプリケーションを、サクッとユニットテストする

Azure DevOpsのPepelineで、NestJSアプリケーションを、サクッとユニットテストする

Azure DevOps。

CI/CDをやり始めてから、ずっと使っています。

Salesforceで開発するときは、ユニットテストが必須なのでせっせと書いていましたが、スクラッチで開発するときは面倒でついつい、後回しになっていました。

よし、書こうと意気込んで、NestJSアプリケーションでテストコード書いています。

せっかくテストコードを書いたのだったら、ビルドするときに実行するといいな

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AngularなApolloのテストツールがよくできていてびっくり。

AngularなApolloのテストツールがよくできていてびっくり。

Angularアプリケーションのテストコードを書いています。

サービスクラスのテストコードを書いていて、Apolloの部分のモックを作ろうと思い、念のためApolloのサイトに行ってみると、テストツールが準備されていました。

テストするサービスクラス
テストするサービスはこちらです。

import { Injectable } from '@angular/core';import { Ap

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Salesforce CLI(sfdx)で本番環境にリリースする

Salesforce CLI(sfdx)で本番環境にリリースする

Salesforceで開発したプログラムをSandboxから本番環境にリリースするときに、よく利用するのが送信変更セットです。

最近、送信変更セットをアップロードするとあっという間に本番環境でリリースできるようになったので便利なのですが(ちょっと前までかなり待ちました)、送信変更セットにリリースするものを追加するのがめんどくさいんです。

忘れ物があったり、本番環境でのテストが失敗すると、Vis

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