リマインダー編

高次脳のわたしが編み出したスケジュール管理の工夫

苦手なスケジュール管理での工夫は、1つの予定に対して、スマホにリマインドして、冷蔵庫に貼ってあるホワイトボードに書き、カレンダーにも書き込むことです。

子供の小学校の予定であれば、息子自身にも何度も確認しながら、自分の記憶としても残す、というやり方をしています。

常に先の予定の事まで考えていると、キャパオーバーで、一瞬一瞬の新しい事が記憶として頭に入って来なくなります。
一日の予定は、朝、軽くなぞる事にして、先の予定は一週間単位で記憶するようにしています。

子供の行事、人との待ち合わせや約束など、どうしても、忘れてはいけない事は、記憶が脳に浸透するように、何度も反芻して、自分の中に落とし込みをします。
が、それをしてしまうと、予定変更が起きた場合に記憶の上書きが出来ず、頭が混乱してパニックしてしまうのが、現状です。

いくらメモしておいても、全てをカバーする事は出来ず、記憶が抜けてしまう事は多々ありますが、いちいち一喜一憂しないように心がけています。

落ち込むと、脳が萎縮する感覚に陥り、脳の活動がさらに鈍くなるような気がします。

料理するときの工夫や、気をつけていることはこちら↓

失敗しても「ま、いっか。」と思えるようにならないと、高次脳とのお付き合いはできないなあ、というのが実感です。

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2019/07/03に登壇させていただいた、東京都の高次脳機能障害者相談支援研修会の資料になります。東京都の行政・医療・福祉関係者向けでしたが、マンガなどを使ってわかりやすく書きました。

30代で脳出血から高次脳になった普通の主婦が当事者として感じたリアル体験談や悩みを綴ります。有料価格を設定していますが、中のノートはほぼ全…

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