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22歳女子の気胸体験記⑤手術翌日

こんにちは、こけしです。購入して6年目になるPCの起動時間が長すぎて、待っている間に短編小説を読めてしまいました。笑

前回のあらすじ

ついに手術を受けるも、痛みと発熱でほとんど眠れず。こけしは、とてもとても長い夜を過ごしました。

長い夜が明けて

体からたくさん出ていた管を取ってもらえました(ただし、ドレーンとはもうしばらくのお付き合い♡)。尿道カテーテルを抜く時、痛いのかな・・・と密かに心配でした。でも、手術を乗り切った今、私に恐れるものも失うものもありません!笑 結果、そんなに痛くはなかったです。なんか、タンポンを取り出す時のニュルッとする感覚でした。

横になっている分には大丈夫だったのですが、起き上がるとフラフラしてしまいました。どうやら痛み止めの副作用で血圧が低くなっていたようです。座るのもしんどくて、着替えの途中なのにパンイチでベッドに倒れ込みました・・・

朝ご飯はちょっと苦手なメニューで、あまり食べられませんでした。すると朝の回診で、先生に「回復のためにご飯をしっかり食べること!食べなきゃ点滴だよ~」と脅されました。笑 「ご飯を食べなきゃ点滴するぞ」という、トリックオアトリートの親戚みたいなパワーワードが生まれた瞬間でした。

体が思うように動かせない

身動きは取れるようになりましたが、先述のようにドレーンとの共同生活は続きます。肺に残っている空気を吸い出す機械もセットで、移動する時は機械を載せたカートを引っ張っていきます。自力でお手洗いに行くことはできるようになりましたが、起き上がって歩くと息が上がってしまいました。しかもドレーンが痛い!

午後からはリハビリ開始です。100メートル歩くので精一杯でした。

あとは肩こりに悩まされました。手術箇所の痛みより、肩こりのほうがひどくて、寝返りを打てないのはつらかった・・・

手術したところは筋肉痛に似た痛みでした。胸のあたりの筋肉を使うと響く感じで、横になった状態で頭を持ち上げることや咳・くしゃみは当分できそうになかったです。

人間の体って、少し歯車がかみ合わなくなっただけでこんなに弱くなるのか・・・と人体の脆さを体感したのでした。


次回、「こけしはそろそろシャワーを浴びたいぞ編」です。




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