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【教育とは】点数を上げることが目的になっていないか?

こんにちは、新井です。
週末は、福岡で行われた私塾の塾長さんが集まる勉強合宿に行ってきました。

そこでお話する時間をいただけたので僕の教育観やこれから必要な教育についてお話させてもらいました。

話しているときに頭の中で考えていたことをこの機会に文章に起こしてみたいと思います。


テストの点数を上げることにどんな価値があるのでしょうか

こんなこと言うとまた業界の偉大な諸先輩がたに怒られるかもしれませんが、科目の内容を暗記することに価値はないと思っています。
少なくとも僕は社会に出て、微分をしたこともなければ鎌倉幕府がいつできたのかを知らずに恥をかいたこともありません。

どこか塾の人って、「テストの点数を上げさせること」を目的とした指導をいつの間にかしちゃってるんじゃないのかなって考えていました。

例えば、テスト1週間前から強制自習をさせて詰め込ませて勉強させる。ほぼ一夜漬けのような状態でテストを受けさせる。
確かにこれで点数が取れて「やればできる」と自信がつくことで勉強が習慣化される可能性もあるし、それを意図してやっている塾もあるかもしれません。

であれば、次のテストは詰め込み強制自習なんてやらせませんよね?まさか卒塾までずっとそうさせてるなんてないですよね。

「このやり方で勉強させたら点数取れたから次もそうしよう」なんて、それって本当に生徒のためになるのでしょうか。


点数を上げることを否定するわけではありません

でも僕はそれ以上に、自ら学ぶ力であったり、好奇心が大事なんじゃないかなと思っています。

だって点数を上げたところでそんな結果はその一瞬でしか意味がありませんし、死ぬまで塾が強制自習をやらせることはできませんから。


10年後、生徒と一緒に働きたいと思えますか?

みなさんの塾の生徒は、10年後充実した生き方ができているのでしょうか?
10年後、「一緒に働きたい!」と言われたら一緒に働きたいと思える人になっていますか?

塾の役割はテストの点数を上げさせることかもしれません。でもその子どもは塾を卒塾してから何十年も自分の人生を生きていくのです。

だから僕は、目先の点数なんかよりも自立して自ら学び続ける力やマインド、他者と比較しなくとも生まれる自己肯定感を身につけてほしいと思っています。

みなさんは何を考え生徒と接していますか?

14歳でビジネスを始め早10年。チョットという会社をやっています。教育をより良くするために教育ベンチャーを立ち上げました。偏差値社会をぶっ壊す。教育ベンチャー代表になります。アプリ作ったりキャリア教育のコンテンツ作ったりしてます。塾もやってます。教育に興味ある方お話しましょう!