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本日のワイン『バルトン・エ・ゲスティエ ロゼ・ダンジュ 2017』

カナダやアメリカには「アーミッシュ」という昔ながらの生活を送っている人たちがいる。どのぐらい昔かというと、彼らが移民して来た当時と同じ生活様式といっているから1840年~ぐらいだろうか。プリンスエドワード島で初めてアーミッシュの人たち見て頭に浮かんだのは、ミレーの「落穂拾い」で服装はまるで絵画そのものであり、タイムスリップしたかの様に感じた。車には乗らず馬車で移動し、電話など現代の技術による機器を使用せずに基本的に自給自足で生活をしている。

先日、トルコ人の友人にミルクを買いに行かないかと誘われて行った所がアーミッシュのコミュニティだった。初めての経験でドキドキ。アーミッシュの集落につくと、子供達が青空授業を受けていてまるで『赤毛のアン』の映画シーンの様。農地には野菜が育ち、小さな牧場がある。友人はその中の一軒家へチャイムも押さずに「ハーイ!」と言って入っていく。そこにはボンネット(髪を隠す帽子)をかぶったドレス姿の女性がいた。おー、18世紀!「今日来るとは思ってなかったわ。」と言いながら奥に行きバケツに入ったミルクを持ってきた。朝採れのスーパーフレッシュミルクが1ガロン6ドル。

さて、フレッシュミルクの味はというと甘い。甘くミルキーの飴を液体で飲んでいるようで、それでいてさっぱりしていて美味しい。実は私はミルクが苦手であまり飲まないのだけれど、幼稚園の時、一週間に一度だけ出されるミルクが甘くて大好きだった。あのミルクが飲みたくていろいろ飲んでみたけれど幼稚園のミルクには出会えず、ミルクを飲むのもやめてしまっていた。が、出会った2020。あの甘みがあって美味しいミルク。

30年以上もたっているのに味覚は覚えている。。。ってなんだか不思議で素敵。

さて本日のワインは『Barton & Guestier Rosé D'Anjou 2017』バルトン・エ・ゲスティエ ロゼ・ダンジュ 2017. 普段ロゼは飲まないのだけれど、ロゼが沢山ショップに並んでいて綺麗だったので今回はロゼをチョイス。フランス・ボルドーのロゼワインでサーモンピンクの美しい色合いがグラスにに注ぐと何とも優雅。香りはソフトでチャーミングなチェリーの香り。酸味とフルーティが丁度良いバランスで、ほのかに甘みが加わりするするーっと飲めてしまうワイン!チキンやビーフなどに合わせても良いし、食後のフルーツ&チーズとの相性は抜群。約17CADで750ml/アルコール度数10.5%

『本日の献立』

アーミッシュミルクを使ったクリームチーズとマッシュルームソースのグリルチキン・フレッシュバジルを添えて

ベビースピニッチと胡瓜のグリーンサラダをストロベリーとレモンのドレッシングで

ショートパスタのペペロンチーノ

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~デザート~

アーミッシュミルクのヨーグルトムースに4種類のミックスベリーソースをかけて

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今日もご馳走様でした!

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