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車椅子の息子の新学期、暇を満喫していることを人に話してはいけない

我が家の息子は、生まれつき歩けなくて、車椅子で生活をしています。

さて、今日は4月8日で、車椅子の息子は新学年・新学期です。
今年度からは5年生になります。

朝、息子が通う小学校まで、車で送って行ったのですが。

新学期ということで初日くらいはと送り迎えをする親御さんが多かったのか、 
初日は子供の荷物が多いから車で送ってあげた親御さんが多かったのか。

小学校の狭い、5台しか止められない駐車場は、大混雑していました。

さいわい、小学校に用意されている車椅子駐車場には、誰も止めていなかったので、
混雑の間をぬって、車椅子駐車場に車を停めることができました。

混雑していても、誰も、車椅子駐車場には車を停めていなくて助かりましたね。
ありがとうございました。


さて、私ごとですが。
少し前に会社を辞めまして、今、無職になっています。

で、会社を辞めてから、私が会社を辞めたとどこかで知った元同僚や同期から連絡が来ることがありまして。

たいていが、
「今、何してるの?」
と質問されます。

そこで私が、
「会社を辞めて、もう転職してる」とか、
「会社を辞めたから、せっかくだから大学院に通っている」とか、
それなりのことが言えればかっこいいんでしょうが。

残念ながら、家でゴロゴロと完全無職の状態でいますので、
かっこいい答えは何も言えなくて。

正直にありのままを答えるしかないんですね。

ただ、無職になった私が、最近、やっていることは。

せっかく時間ができたので、時間セレブにしかできない、
家で美味しいフライドポテトを2時間もかけて作ることでして。

美味しい野菜を売っているスーパーへ行ってジャガイモを買ってきて、
フライドポテト風にくし切りに切って、
切ったジャガイモを30分くらい水にさらして、
その後小麦粉をつけて、
油で2度揚げ、
するんですけど。

たかがフライドポテトを作るためだけに、
ジャガイモを買うところから、油の後片付けまで入れると、
2時間かかっているんですね。

なので、元同僚からの、
「(会社を辞めて)今、何をしているの?」
という質問には。

正直に、
「家で2時間かけて美味しい、フライドポテトを作っている」
と答えるわけなんですけど。

で、私としては相手の質問に対して、本当のことを、真摯に、真面目に答えているのですが。

質問に正直に真面目に答えた結果というのが、
相手は、はははという半笑いで、
「暇そう、、、」
という反応なんですよね。

あとは、
「フライドポテトなら2時間もかけずに、1分で注文完了のUberすればいいのに」とか、
とアドバイスをいただくこともあります。

そういう訳で、会社を辞めた後の、
「今、何してるの?」
という質問に、半笑いされず、かつ嘘ではない答えを探しているんですが。

そろそろ、一通りの元同僚、元同期からの連絡が来ましたので、
これ以上は連絡が来そうにありませんので。

解決を考えている間に、問題は問題ではなくなってしまいました。

というわけで。
こちらとしては、あえて会社を辞めて暇を作り。
あえて2時間もかけて料理を楽しんでいるのに。

暇を満喫していることを人に言っても、理解されない。
理解されないどころか、人に半笑いされることもある。
と言うことを知りました。

暇なことを正直に人に話してはいけないようです。

(追伸)
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