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書籍の制作状況とお届け時期について

こんにちは、斎藤暁子(kokokaku)です。
今日は、クラウドファンディングで書籍制作を応援してくださっているみなさま、また書籍の完成を楽しみに待っていてくださるみなさまに制作中の書籍について大事なお知らせがあります。
以下の4つについてご説明させていただきます。

①書籍の制作状況 ②出版形態の変更 ③書籍のお届け時期 ④書籍への思い

※この記事は、CAMPFIREの「活動報告」でお伝えしたものと同じ内容です。

①書籍の制作状況

昨年(2018年)11月、クラウドファンディングの展開中に10名で始動した書籍制作チームでしたが、その後追加募集の10名のメンバーも加わってくださり、精力的に制作に取り組んできました。
現在、予定していたすべての原稿が完成し、チーム内での校正も終了しています。

ご覧いただいた方も多いと思いますが、noteでは【目次 プロローグ 第1章 第2章 第6章】の公開を終えました。
本来であれば、4月初旬には印刷に入り、4月の末頃にみなさまに完成した書籍をお届けする予定で制作を進めておりました。
ところが、ここである変化が起こりました。


②出版形態の変更

チーム内での校了間近となった3月中旬、思いがけないことが起こりました。それは、拙著「ママ怒らないで。」を約2年前に出版した風鳴舎さんからいただいたお話でした。

なんと、現在制作中の書籍が全国の書店に流通するようお力をお貸しいただけることが可能とのお話をいただいたのです。

HSCを多くの人に広めたい! という思いを持っている私にとっては、またとないありがたいお話だと感じました。

とはいえ、自費出版を目指すというクラウドファンディングでご支援いただき、書籍制作を進めてきておりましたので、出版社からの出版に切り替わる場合はどうなるのか不安もあり、CAMPFIREの担当者の方に尋ねました。
そして、いただいた回答はこうでした。

◇クラウドファンディングの主旨は「書籍制作」であるので、出版形態に関係なく、「書籍制作」が実行されていれば問題はない。

◇支援してくださったサポーターさんへは、「活動報告」や「メール」でお伝えすること。

◇自費出版という当初の資金使途での支出がなくなった分、どのように資金を使用するのかについては改めて予算を立てること。本を買い上げてリターンとして提供する場合は、
「リターン分の金額を賄いきれるのか、またはそれでも余剰金額が出る場合はどのように使うのか」について検討が必要。

※出版社からの出版に変更になるので、リターンとしてお送りするための本は出版社から購入することになります。

◇余剰金額が出る場合は、「PR費」や「今後の活動費」などのためにご活用いただいても構わない。

とのことでした。

※ご不明な点は以下のURLよりお問合せいただけます。

https://camp-fire.jp/mypage/messages/select

③書籍のお届け時期


クラウドファディングでは、書籍を4月末までにお届けすることになっていました。

しかし、今回、出版社を通して全国の書店に流通する市販本として完成させることに変更になったため、「校閲」を中心とした予定外の編集作業が加わることになりました。よって4月中の刊行には間に合わない見通しとなってしまいました。

早くお手元に届くことを楽しみに待っていてくださる方がたくさんいらっしゃることを思うと、書籍のお届け時期が遅れることをとても申し訳なく思います。

けれども、一方で、私としては、こうしてクラウドファンディングでみなさまに応援していただき、どうにか自費出版でAmazonだけででも販売したい!必要な方のもとに届けられればいい! と思っていたものが、思いがけず書店にまでおいていただけることになり感謝の気持ちでいっぱいなのです。このことによって、よりたくさんの方々、幅広い年齢層の方々にもこの書籍を見つけてもらえる、手に取っていただける機会が増えるのだと想像し希望を感じています。

予定通りのお届けが出来ず、お待たせしてしまうこととなり大変申し訳ございませんが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

④書籍への思い


チームで制作中の書籍が全国の書店に流通するように、風鳴舎さんから出版のご協力の話をいただいたことについては、書籍制作チームのメンバーに話をいただいてすぐに報告しました。

私にとって、多くの方の手に取っていただける願ってもない話ではあるものの、チームのメンバーがそのことをどのように感じるかは正直わかりませんでした。

すると、書籍が全国の書店に流通することをとても素晴らしいことだと伝えてくれたり、風鳴舎さんという出版社ならば安心してお任せできそうだと歓迎する声をいただきました。

そういった声とともに、ここまで母親である自分たちが手作りで作ってきた書籍が手元を離れてしまうような寂しさも少し感じつつも、本の巣立ちを応援するという気持ちを届けてくれるメンバーもいました。

さらにメンバーがくれたメッセージの中に、作ってきた書籍について、このような言葉がありました。

「問題意識を持ったお母さん方が集まって、子どもたちの未来のためにつくる本である」

本当にそのとおりなのです。

素晴らしい力が結集し、「学校に行かない選択やHSC子育てのための安心材料」がつくりあげられているのです。これは当初の私の想像をはるかに超えるものとなっています。

私は、メンバーの気持ちを受けてこのように風鳴舎さんに思いを伝えました。

「今後市販本として巣立つための『校閲』『編集』が行われますが、お母さんたちが真剣に取り組んでつくりあげた原稿が、できるだけそのままに近いかたちでみなさまのもとに届けられるよう、作業をすすめていきたいと思います」

ここまで作り上げてきた書籍制作メンバーみんなの熱意が伝わるような仕立てにしたいという思いを、風鳴舎さんは快く受け入れてくださいました。

ご支援をいただき、書籍の完成、お届けを待っていてくださるみなさまへ。

HSCとその親にとって本当に役に立ち、行き渋りや、不登校の親子が “今” 安心し、未来を明るく幸せに感じられる本にしたいと思っています。「読んで良かった」と心から感じられる本に仕上がるように、最後まで頑張ってまいりますので、もうしばらくお時間をいただけますよう、ご理解のほどどうぞよろしくお願いいたします。

斎藤暁子(kokokaku)

サポートありがとうございます。 そのお気持ちは私に元気と勇気を与えてくれます。 私もそれをたくさん還元していけたらいいな。