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春を食べる。山菜うるい

春ですねえ。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?春は色々と環境変化の多い時期で、気が付くと桜がちってあっという間に四月も終わりかけ。久しぶりの記事になりました。

春だ!山菜だ!

子供のころは山菜とか全く興味なかったのですが・・・大人になるとこういうものが好きになります。見出し画像はうるい(おおばぎぼうし)。

山菜を食べる楽しみは、このみずみずしい鮮やかな緑に心躍るのも関係しているかも。春そのものをいただいているようなワクワク感です。それは自分で料理して食べる特権かもしれませんね。さっと湯がいたときの、パッとさらに鮮やかになる緑。見ているだけで、元気がでてきます。

農家さんから教えてもらったとおり、さっと湯がいて酢味噌で。全然くせがなく、食べやすいです。すこーし苦みを感じます。でも、山菜といえば、苦み。春といえば、苦み。

苦みの力は清熱解毒

漢方では、苦みのあるものは、清熱や解毒の力が強いとされます。こちらのうるいの効能ももちろん、清熱解毒。体の炎症を鎮静化する効能があり、煎じて乳腺炎や中耳炎に使用されたりしているようです。

・・・乳腺炎!私、この春出産しまして、今母乳育児中。先日乳腺炎になり高熱をだしたところでした。ちょうどそのあと農家さんからうるいをいただいたのは偶然ですがおもしろい。自分の体で色々薬膳や漢方の効果を試したくなるのは職業病です。うるいの苦みが、私を助けてくれる魔法の薬かもしれない。(高熱だしてるときに、うるいを煎じてみる気力はさすがにないですが・・・😂)昔だったら、家族が乳腺炎になったら、うるいをさがしに出て、採ってきたものを煎じて飲ませたりしたのかな・・・など、妄想が膨らみます。

さて、次はウドかな・・・。春の楽しみ、まだまだ続きそうです。

こころからだ漢方 
natsume


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