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思ってたより簡単ではないACSA認定初任者研修だけど支援員が受講すると実践援助力が確実に加速する

みなさまこんばんは。
ましこと言います。

わたしはパラレルワーカーでいくつかの仕事をしているのですが、今は大きく2つ、1つはベビーマッサージ教室の運営、そしてもう1つは地域子育て支援拠点の専任職員の仕事です。フルタイムで平日は毎日地域子育て支援センターに勤務しています。そして新たな挑戦として、産後ケアを始めるためにACSAの認定ベビーシッターの資格取得を目指し、講座の受講を進めています。

今日のテーマは「思ってたより簡単ではないACSA認定初任者研修だけど支援員が受講すると実践援助力が確実に加速する」です。

お久しぶりの投稿になりましたが、元気にしています!

この数週間は、全国保育サービス協会(ACSA)の初任者研修で終日追われ、レポートの提出などもあり、あわただしく過ごしていました。

週末コースに入っているのですが、土日の集中講義なので、けっこうな量を学んでいる感じです。

内容は乳幼児の発達や事故安全、小児保健、保健技術、ディスカッションなど、シッティング(子どもの託児)についての基礎知識を学ぶ内容だったのですが、一言で言うと、すごいボリュームで、予想以上に収穫が大きい研修になっています。今まで学びについては様々なものを自己投資してきましたが、レポートが再提出になったのは初めてでした。それだけちゃんと精査されているという証拠なので、受講内容にも自信が持てます。

わたしは地域子育て支援拠点の専任職員で、国で定められている所定研修はすでに受講済みで、自費で民間資格の子育て支援員二種なども取得しています。乳幼児の発達については、ベビーマッサージやベビーサインの講師としてスキルアップするために必要な自己学習だと思い、独学で保育雑誌から学び取り、保育士向けの大手出版社の講座にも良く足を運んでいました。

支援員としてはまだ1年半程度ですが、上記をベースにベビー教室の運営やファミリーイベントの主催などの経験が16年あることや、子育てサロンの経営者の事業相談や、ベビー教室の講師の運営や、最近は同業の支援員からの相談なども受けているので、経験則である程度はできるようになりました。

なので、本来はこの居宅訪問の初任者研修も、来週から始まる現任研修も必要ありません。今学んでいる内容は、集団保育の保育補助や、居宅訪問のベビーシッターや産後ケアに従事される方が必要な学びです。

アンテナ張っている子育て支援センターの職員さんならご存じかと思いますが、子ども家庭庁が発足し、子育て支援においていくつかの提言や諸々改定により、子育て支援センター職員によるアウトリーチ(訪問)産後ケアの事業が始まります。保育士や助産師、保健師ではなく、もっと母親に身近な支援員が出向くという内容です。各自治体の努力義務で任意のようで、わたしの所属する拠点の自治体では、子育て支援にかかる一部事業(支援センターの運営、一時預かり、通所型産後デイ)を県外の業者に委託しています。訪問産後ケアもこの事業者が請け負っているようで、来年1月から本格的に稼働するようです。

自治体の職員であるわたし達はアウトリーチ(訪問)は行わない可能性が高いのですが、いざという時、明日からできますかと聞かれた時のための事前準備のつもりで、今回の居宅訪問型保育を学んでいます。実は先日業務委託契約した大手のシッター会社も、産後ケアを中心とした事業にいつでも出向けるように居宅訪問の経験を積みたかったというねらいがあります。

話を戻しますと、元々は自治体の子育て支援員としてアウトリーチの(訪問)産後ケアを実施することになるとすれば、居宅訪問型保育の基礎知識が絶対に必要だと先読みし、ACSAの初任者研修と現任研修を受講することにして、さらにに副業もOKなので、企業と業務委託して経験を積んで置けば、実践経験者の国家資格者と並べるのではないかという考えです。

初任者研修が終わり、拠点での子ども達との関わりがスキルアップしたと実感できる出来事がいくつかあり、その中でも、元々意識していた一人一人の子どもの関わり合いの手札が増え、個を見る力が強くなったと実感しています。

個を見る力が今まで以上に磨かれると、さらに子どものことも親のこともほめることができるようになります。毎日、利用者さんが帰る前にそのお子さんが今日できたこと、良いところを一つお伝えしてお見送りするようにしているのですが、その内容が具体的になり、みんなの成長をお母さんにたった一言ですが伝える内容にわたし自身がしっかり自信を持てるようになりました。

そうすることを日々繰り返していくと、みんな楽しそうにセンターを利用して、子ども達の成長をみんなで見守るいい文化ができるようになります。

自分の作ったお手玉を差し出され、やり取り貰い遊びを求める子どもたちに囲まれ、走り回る子どもがいれば忍者ごっこに切り替えて、言うこと聞かなければ親にこれから注意しますから、泣いたら責めずに受け止めてやってくださいと言う約束ができて、なんかとってもステキな空間になってきていると思います。

学びという自己投資は、もちろんお金も時間も吸い取られます。ですが、何もしないで仲間の誰かのせいにしたり、組織のせいにしたり、会社のせいにしたりしても、その時点で自己成長は止まってしまいますし、むしろ後退してしまうのではないかと思います。

同じ時間働くなら、楽しく働きたいですよね。時間外で自己投資する意味は自分自身で見出せばよいし、結果は必ず後からついてきます。

次はその結果、利用者数の推移について書こうと思います。

ましこ


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