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【無】クリスマスの起源

本日12月24日なので、歴史好きの中ではいろいろ言われるクリスマスの起源について、探ってみました。

クリスマスとは何かを一言で言うと「ローマ教会がパクッた冬至の祭り」です。

國體は非関与で、ローマ教会がクリスマスを開発したのは189年です。

ローマ領内では一定数ユダヤ教徒がいたので、ローマ教会はローマ領の周辺や域外に教線拡大を図ります。
欧州には、太陽信仰ミトラ教を信奉するタカス騎馬民、太陽信仰を行なっているケルト人がいました。

太陽信仰の人々にとって、冬至は太陽が最も力を失い、冬至の翌日は太陽がまた力を増し始める生まれ変わりの日です。
そのため、冬至の翌日が太陽信仰の人々にとっては一年の始まりです。
太陽信仰の人々にとって冬至の翌日が新年の始まりであり、お祭りの日です。

ローマ教会は、この太陽信仰の人たちにキリスト教を売り込むために、冬至翌日と極めて近い日にキリスト教のお祭りを設けることを企画します。
それがキリスト教にとってのクリスマスです。
誕生日なんぞ不確かなキリストの誕生日を無理やり12月25日に設定してお祭りのようなにぎやかしをすることで、太陽信仰の人々に親近感を持たせるようにしました。
全く同じ日するとおかしいので、敢えての数日ずらしです。

ちなみに、キリストの現在の暦での誕生日は7月28日です。
とはいっても、このキリストとキリスト教が説くキリストは全く違った性格というか存在ですけどね。(以下の記事で紹介した通り)

ローマ教会は太陽信仰の人々向けにクリスマスをでっち上げますが、これらの人々の間にはなかなか広がりませんでした。
地道にローマ領内で信者を増やしつつ、國體皇帝コンスタンティヌス1世がミラノ勅令でキリスト教を公認し、392年にはテオドシウス帝がアタナシウス派キリスト教を国教化し、以降ローマ領内だけでなく域外にも広がっていくことになります。

クリスマスが冬至と近くて別の日の理由はこういうことでした。


以上です。
ありがとうございます。


※ 今回の話はサニワメソッドで確認済みです。


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