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娘と私のインサイドヘッド vol.4

学校に行きたくなるまでは行きませんと決めた小学校一年生の娘。
学校生活のつらさから娘のインサイドヘッド(頭の中)の【よろこび】は眠って起きれなくなりました。

そしてずっと眠っていた娘の【よろこび】がついに目を覚まします。
そして私(母)の【よろこび】は実は留守にしてて代わりに【アンドロイド】がいたんだよと言い始めた娘。→前回のvol.3の内容です。

はて?なんで【アンドロイド】だったのでしょう?

「だってお母さん困ってなかった?」
「お母さんが困ってたのはお母さんの【よろこび】が留守にしていたからだよ」

娘は自分が私(母親)を困らせていたと思っていたのです。
自分が「不登校(あまりこの言葉使いたくないのですが 笑)を選んだことで親を困らせていると感じていたんですね…

学校を休み始めてしばらく娘は私にべったりでずっとくっついていました。

私が他の部屋へ行くと必ず私の様子を見にきていました。
自分が心細いのもあったのかもしれませんが、「私が泣いてないだろうか」と気になっているようでした。

親を困らせている。親をがっかりさせたんじゃないか。親に心配かけているんじゃないか。ショック受けてないか。悲しんでいないか。
とても心配していたのでしょう。

子どもは親が子どもを思う以上に親のことを愛してくれているように感じました。

【よろこび】が目覚め、家でも少しずつ安心してきた娘。

娘のインサイドヘッドは13人に増えていきます。

そして【かしこい】がお母さんには必要だと言い始めました。

【かしこい】は娘にアドバイスをくれたり導いてくれるんだそうです。
娘にとって【かしこい】を持っている人は何人かいて担任の先生も持っていると。そして娘自身にも【かしこい】はいるのだけれどお母さんにはいないんだよね…お母さんには【まったり】はいるんだけれど…もうだから太るのよ~

母…無念…
ごめんなさいね…

てことで娘による私への【かしこい】をもらうための試験が始まったのでした。

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