小松 成美 note COLORFUL

作家・インタビューアー。中田英寿、イチロー、中村勘三郎、片岡仁左衛門、YOSHIKI、五郎丸歩、森光子、GReeeeNなど、アスリートやアーティスト、最近では起業家の本も書いています。 ここでは、日々の取材を通して気づいたことを中心に、綴っていきたいと思います。

作家・小松成美のご紹介

神奈川県横浜市生まれ。
日本大学藤沢高等学校卒業。

専門学校で広告を学び、1982年毎日広告社へ入社。放送局勤務などを経たのち、作家に転身。

生涯を賭けて情熱を注ぐ「使命ある仕事」と信じ、1990年より本格的な執筆活動を開始する。
真摯な取材、磨き抜かれた文章には定評があり、数多くの人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビュー、エッセイ・コラム、小説を執筆。
第一線で活躍するノン

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「魂のフランチャイズ・プレイヤー」

2001年、イチロー選手がポステイングシステムを用いてオリックス・ブルーウェーブからシアトル・マリナーズへ移籍を遂げた時、「フランチャイズ・プレイヤーに憧れています」と、熱く語っていました。

 フランチャイズ・プレイヤーとは、入団から引退まで同じチームで活躍する選手のこと。

 イチロー選手は、その代表として、当時まだ現役選手で40歳のメジャーリーガーだったボルチモア・オリオールズのカル・リプケ

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さようなら、星野仙一監督

2017年11月28日の殿堂入りをお祝いするパーティーでお目にかかり、お話した星野監督は、いつも通り明るく大きく、豪快でした。

 栄光の軌跡が語られたステージ上には、ともに戦った盟友が駆けつけ、楽天イーグルスの優勝チームのメンバーが集い、田中将大投手と楽しげに話す姿やお孫さんから花束を手渡され、並んで微笑む姿がありました。弾けるような笑顔の星野監督が、今も鮮明に思い出されます。

 一昨年、横浜

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「人は死を意識することで初めて生きている実感を持つ。目前に死が迫れば命ある自分には何ができるのかと猛烈に考える。エベレストは凡庸な自分に生と死を突きつける場所です」登山家栗城多史の言葉。

「空中にいても回転していても、自分が今どんな体勢にあるか分かります。そして、あと1センチ深く握ろうとか、あと2センチ前に手をつこうとか、微調整する。1秒に満たない時間の判断が僕の演技を作るんです」体操内村航平選手の言葉。

「ライバルは小学生の自分。振り向かなくても声を掛けなくてもボールの行方を知っていたあの頃の感覚を求めて走っている」元サッカー日本代表中田英寿選手ベルマーレ平塚時代の言葉。