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人生に光を探す人へ〜自分の人生の「見つけ方」〜|人成塾(The Human Miracle株式会社代表取締役・小橋賢児)

ノンフィクション作家・小松成美がゲスト講師を選び、次の時代を生きるためのヒントをありのままの言葉で学ぶ『人成塾(じんせいじゅく)』。今回の対談ゲストは、世界で活躍するThe Human Miracle株式会社の代表取締役・クリエーティブディレクターの小橋賢児さんです。

8歳で芸能界デビューし、子役でも大活躍。その後ULTRA JAPANなど様々な企画を手がけるクリエーティブディレクターです。今回は、幼少期から今までの人生を振り返りながら学んだこと、得た気付き、そして小橋流の企画の作り方、などを語っていただきました。

誰もが自分自身を創るクリエーター

小松:皆さん、おはようございます。小松成美の人成塾オンラインサロン。土曜日の朝、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日は、ゲストにクリエイティブプロデューサー、世界的な活躍をなさっている小橋賢児さんにお越しいただきました。本当に朝早くからありがとうございます。

小橋:よろしくお願いします。楽しみしていました。

小松:早速ですが、ご自身の会社の名前を教えてください!

小橋:「The Human Miracle」です。

小松:「The Human Miracle」人間の奇跡、可能性ですね。

小橋:そうですね。奇跡って、人は結構大きく考えがちなんですけど、今まで側から見たら奇跡みたいなすごいことやってきたね、なんて言われるんですけど、結構大事なのは、日常の小さな奇跡に気づくということかなと思っています。

その小さな「奇跡」の積み重ねが、気づいて振り返ると大きな奇跡を起こしているんだな、みたいな。やっぱり人って、星の数ほど人生があるべきだなと思っています。だから、誰もが自分自身の人生を創る、創造する、クリエイターです。
クリエイターって結構みんな横文字で捉えると、ディレクターとか、デザイナーとかそういう感じに捉えがちなんですけど、創造するっていうのは誰でも与えられた権利じゃないですか。

やっぱり自分自身の人生をクリエイトしてほしいなっていう意味で、、。
本当に人は日々の奇跡に気づき、明日人類が起こす奇跡に気づき、人々が自分自身の人生を創るクリエイターになってほしいと願いを込めて「The Human Miracle」という名前にした会社なんです。

小松:素晴らしいですね。またいつか小橋さんのこと書かせていただきたいと思ったりして、、早速今日は進めていきたいと思っています。
皆さん、この本を読んだことがありますか?私、繰り返しこの本を読んで、また20代とか10代の後輩たちや友達に勧めているんですけれども。

小橋賢児さん著書

小橋:ありがとうございます。

今の時代に必要な「セカンドID」とは?

小松:「セカンドID」は、聞きなれない言葉と思うかもしれないんですけど、読むとその意味がすぐ分かりました。つまり、自らのキャリア。次の自分を築くときにそれを「セカンドID」と呼んでいるのですよね?

小橋:そうですね。IDって簡単に言うと、アイデンティティの訳なんですけど、セカンドIDは、もう一つのアイデンティティという意味なんです。そもそも日本人って、自分のアイデンティティも分かっていない。もう一つのアイデンティティって言われても「え?何?」みたいな。。同調圧力のような気を回しながら生きているから、本当の自分ってまだ分かんないと思うんですよ。

でもそれはそれでいいよ、と思っています。
今の自分の姿、それはパパかもしれないし、サラリーマンかもしれないし、或いは社長かもしれないし、主婦かもしれないし。その今自分の中にある、もしかしたら本当の自分にまだ繋がっていかもしれないけど、それを一つアイデンティティとして置いといて、それとは違う場所で、もう一つの小さなアイデンティティを持つ。

例えば、成美さんのオンラインサロンに入って、そこでいる姿ってもしかしたら、会社とか日ごろ友達とかといる姿と違うじゃないですか。友達の中では必要とされない能力も、もしかしたらサロンの中ではめちゃくちゃ必要とされる能力があるかもしれない、とか。小さなアイデンティティを持つことによって、それがそっちでは遊べるし、こっちでは楽しめるかもしれない。

そうしていくうちに、気づいたら本当の自分に繋がっていくきっかけが生まれるかもしれない。そんなきっかけが、もう一つのアイデンティティなんじゃないかな、と思っています。
僕自身も元々俳優をやっていて、最初は小さな自分のワクワクするきっかけから始めてみたら、振り返って気づいたら、すごいいろんなイベントをやってた、なんてこともあるから、そういう経験からつかんだアイデンティティです。

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