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no.11 視線の先には…?

2月末までということでカウントダウンになってきました。今、学ぶべきこと、伝えるべきこと、1回ずつを噛み締めていきたいです。

【1年生】
 今週は2組へおじゃましました。コロナウイルス、感染症ってなぁに?と読み聞かせの時間でした。
気づき:特支のサポートに入っていました。
2週連続となります。前半は静かに座っていたので聞いているのかな?と言った様子でしたが後半からはリタイア。寝転がっていても友達の話は聞いているし、いやいやでしがみついてても応えたいことにはしっかり意見を言います。
目線の高さを合わせ、何に興味を示しているのか、どんな世界が見えているのか。知ること。そこから理解がはじまります。
実践編:自由帳にひたすら競馬の馬の種類が書き出してありました。馬が好きなのかな?と思いましたが、特に反応せず。そこでやっと気づきました。周りの大人、つまり両親の気をひきたいのでは?それは学校の環境に不安感があるのでは?何処と無くそわそわする落ち着かない、でもどうしていいか分からない不安感。抱きついてくるのも納得が行きます。
無理に歩かせず、教室移動はおんぶしていきました。
挑戦:読み聞かせの後の意見発表会、とても盛りあがっていました。本の内容+知っていることを発表、この流れ真似したいです。促したあとは図書室へ。楽しい学びが生まれる予感しかないですね。

【3年生】
2クラスともテスト返し+演習問題、プリント練習。テストの点数だけを見るのではなく、間違えや定着を測る作業だと、今のうちから根付かせたいものです。
気づき:テストの直しに歴然と差がでます。答えを写しておしまい。解き直しをしている。話すら聞いていない。これを指導することはかなり難しいですが"テストの意味"を作る時間は必要なのかなとおもいました。
実践:必ず「時間内に」「全員」「全て」問題を解き終わる、この繰り返しを真似したいです。その為には教え合いの土台が必要です。
挑戦:たしかめ算の方法を伝授。一刻も早く先へと進みたい子どもたち。たしかめ算の意義を教えたい先生。両者間違ってはいないけれどもタイミングの問題ですね。

【4年生】
1つ前のクラスが長引き、15分遅れで入りました。時間は気をつけます。小数の割り算を筆算で!という単元でした。問題が解けた子=いい子、解けなかった子=悪い子(怒られる.課題が増える)この悪循環を何とかしたいです。
気づき:先生の想定通りの答えが出れば正解、そうでないやり方は反発される。まずいですね。彼らなりの、十人十色の方法とやる気の入り方があります。目的はテキストを終わらせることではなく、計算法を学ぶこと。しっかり見極めたいです。
実践:黙って解きなさい!は方法論であって。
真剣に解いているからこそ生まれる「没頭」だから沈黙がある。集中させることが大切ですね。
挑戦:ケアレスミスでも、集中不足でも、言葉掛け1つで目の色が変わります。お店屋さん風に、実況中継風に、フレンチレストラン風に、楽しませるコツ、レパートリー増やしていきたいです。

子どもたちにとっても自分にとっても濃い学びにするには「目線を合わせること」だと思います。高さを合わせ、同じ方向を見ると興味のベクトルが並行する気がします。
楽しい、からの学びを、大切にしたいです。