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【不妊治療】子宮内膜ポリープ摘出手術レポ

無事に手術を終え、退院しました〜!!
2年ほど前に行なった手術のときは日帰りだったのですが、今回はTCRと呼ばれる手術方法だったので2泊3日の入院となりました。

TCRだとポリープを根幹から取り除ける(らしい)のと子宮内に傷が残りにくいということで、今後妊娠を望んでいる人には基本的にこちらの手術を勧めているらしい。

不妊治療で通っているクリニックで、質問したらブチギレる先生に言われたことのひとつに「ちゃんとした手術をしないからこうなるんだ!」というものがあったんですが、先生が言う『ちゃんとした手術』というのが今回のTCRという方法だったわけですね、はい。

(内心「そんなの知らんし💢当時通ってたクリニックでは手術方法の選択肢なんて提示されんかったわボケが💢💢」と悪態つきまくってました)

全身麻酔での手術だったんですが、麻酔科医の先生との事前の診察で『以前の手術で途中で麻酔が切れて痛い思いをした』ということを問診票に書いたら、

看護師さんにも先生にも「麻酔のかかり具合をずっとモニターで見ているので、途中で切れることはないですよ。安心してくださいね」と優しく言っていただきました。

おかげさまで今回は麻酔が途中で切れることなく、手術が終わったタイミングで目覚めることができました。

だがしかしひとつだけエッ?!って思ったのが、手術台で横になったとき付き添いの看護師さんに「麻酔を入れる前に生年月日と名前を確認させていただきますからね」と言われたのでそのときを待っていたら、

ひとりだけやけに騒がしい(ひとりでずっと喋っててぶっちゃけうるさかった)ベテランっぽい看護師さん?が「徐々に眠くなりますよー!!」って言ったあと身体が重くなってきて、え?これ麻酔入ってる?でも生年月日も名前確認もしてないから違うよね?と思ったら頭も重くなってきたので、

あ、これ麻酔入ってるわと思って気持ちを落ち着かせようと思ったら騒がしい看護師さんが「こみさん!!アゴ上げてくださーい!こみさん!!こみさーん!!アゴ上げて!頑張ってアゴ上げて!!」って何回も大声で言ってきて。

いやアゴ上げたいというか自分では上げてるつもりだけどもう身体が動かねぇんだわ!!💦と心の中で思った瞬間、意識がなくなりました。

ていうかさ、そんなん麻酔入れる前に言ってくれよって感じだし。そもそも生年月日と名前確認はしなくてよかったの??

縁起でもないこと書くけど、もしこれで二度と目が覚めなかったら…って考えると、こいつの声と言葉が人生最後の記憶って最悪だなって思っちゃったよね。

(家帰ってから旦那にこの話をして「手術には立ち会わないけど、忙しい看護師さんに代わって麻酔前に優しく声をかけて手を握ってあげるボランティアをしたいと思ったわ」と言ったら「え、めっちゃ邪魔じゃん」って言われた😂)

手術が終わって目が覚めたとき、頭は覚醒していてお医者さんや看護師さんたちの喋ってることは分かるんだけど手足が動かないし声も出そうとしても全然でなくて、その時間が本当に怖かったし苦しかったです。

覚醒していることに気づいてくれた看護師さんが「自分で起きましたね!手術は終わりましたよ!」って声をかけてくれた瞬間ホッとひと安心。

お医者さんの「怖い夢でも見たの〜?」という優しい声が聞こえてきて、え?なんで?と現在進行形で思っているんですが、そのときは声もでなかったのでなぜ先生がそう思ったのかは今も不明のままです。泣いてたのかな?

その後徐々に身体が動くようになって声もでるように。

病室へ運ばれているときの記憶はぼんやりしているのですが先生とは普通に会話できていて、先生に「おっ!結構喋れるねぇー」と感心されたのだけはハッキリ覚えています(褒められた?ことだけは忘れない笑)

病室では付き添いで来てくれてた両親…主に母親にいろいろ話しかけられたんですが、痛みと吐き気でまじでそれどころじゃなかったです。

両親が帰ってひとりになってからは心細くて、旦那に会いたくて会いたくて震えました。生まれて初めて西野カナの歌詞に心の底から共感できた貴重な瞬間でした。

先生が回診に来てくれたとき「ポリープっていうほどのものじゃなかったから取らなくてもよかったんじゃないかってくらいだったけど、事前に見てた場所意外にも何箇所かポツポツとできてたものも含めてすべて取り除いたからね。子宮はとてもキレイだったよ」と言われて嬉しい反面、

取らなくてもよかったんじゃないかってことは不妊の要因にもなってないレベルってこと…?と思い、もしそうだとしたら過去の妊娠率やこれからする移植に関してもなんら影響はないのだろうか…という考えが頭をよぎりました。

妊娠率を上げるために臨んだ手術だったのでなんだかなぁと思いつつ、でもまぁ他にもポツポツできてたものを取ってもらったということで、他の病気になる前に取り除けてラッキー!くらいの気持ちで捉えることにしました。

術後あと覚えてることは、ベッドに戻ってきたとき足元に電気毛布がセットされててすごく暖かくて気持ちよかったんですが、看護師さんに「寒くない?」って聞かれて大丈夫ですって答えたら電気毛布持っていかれちゃったんですよ😂

わたしはその電気毛布ありきで寒くないですって答えたのに、持っていかれたらめちゃくちゃ寒くて。でも痛さと吐き気でそんなこと看護師さんに言う気力もなく…。

そのあと2時間ちょっとは痛みと吐き気との戦いでしたが、吐き気が治ったらだいぶ楽になりました。

起き上がれるようになってCDTVを見ながらボーッとしていたらGrandeurが流れて、推しの顔を見た瞬間に号泣しました。情緒がおかしいことになっとる🤣

点滴が終わったのが22時頃だったので、その後就寝。看護師さんには寝てていいよって言われてたけど、点滴つけたまま寝るの怖くね??

翌日、早朝から主治医の先生やら麻酔科の先生やら薬剤師さんやら病棟の看護師さんやら手術のときに立ち会ってくれた看護師さんやらが回ってきて、さすが大きい病院はちげぇな…!と感心してしまいました。

麻酔科の先生が事前に診察してくれた人と違う方で初めて見る先生だったのですが、白衣の似合うイケオジで思わぬところでときめいてしまったよね。きったねぇパジャマ着てボサボサの頭で出会いたくなかった笑

手術のときに立ち会ってくれた看護師さんからアンケート?みたいな質問をされたのですが、すごく困ったような表情で「手術のときの看護師の対応について、うるさくて困ったとかそういったことはありましたか?」と聞かれて、

もしかしてあのベテラン看護師さんのこと言ってる?他の看護師さんたちも同じように感じてたのか?と内心思ったのですが、まぁもう終わったことだし「特にないです」って答えておきました。

その後はお会計をして荷物をまとめて無事に退院。旦那が仕事を中抜けして迎えに来てくれました。

帰宅後は愛しの🐰と🐶と戯れたあと、大事をとってずっとベッドで横になっていました。このときには出血はもうそんなになく、生理痛のような痛みがチクチクある感じでした。

…が、翌日になったら再び出血が。腹痛に波があってがんばって耐えてたんだけど、夜になったら痛すぎてもう無理!ってなってロキソニン飲みました。

こういう痛みってどこまで耐えればいいのかよく分からない。術後マックスで痛いとき、看護師さんが「痛みが酷かったら痛み止め入れますよ」って言ってくれたからお願いしますって言ったのに、出血の様子を見て「うーん…そんなに出血してないので夜になったら入れますね」ってなって結局入れてくれなかったりもしたし。

ちなみに痛み止めを入れる頃にはもう痛みはほぼほぼ引いてたという。呼吸が荒くなって、のたうち回るくらい痛かったときはただただ耐えるしかなかったという不条理😂

でもまぁとりあえずは無事に終わってよかったです。健康でいることがなによりも幸せだなとつくづく思いました。



余談。

本題とまったく関係ないけど、入院中わたしを元気づけてくれたもの↓

ほんとはゆっくりゲーム実況見ようと思ってたんだけど画面酔いしたので、それからはずっとレインボーのコント見てました。

以下、わたしのおすすめのコントたち。

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