小さい子のあやし方
赤ちゃんは泣くのが仕事、といいますが、うちの娘は激しく泣くと無呼吸発作を起こすということが、産んですぐわかりました。
新米ママだった私は、娘が発作を起こさないように、あやし方を必死に工夫する日々・・・(そんな彼女も、もう中学生。成長ありがたや)
という、経緯のせいか、小さい子をあやすのが、ちょっと得意になった私。
1、おむつが汚れていないか
2、お腹が空いていないか
3、もしかして具合が悪いのか?(熱計ったり、身をよじったり変な様子はないかとか)
を、クリアして、まあ、病気じゃないだろうな・・・
と判断したら、抱っこをしたり、ゆらゆらするベビーベッドに寝かせながら、「全肯定声かけをする」というのをお勧めします。
全肯定声かけってなんやねんと、思われると思いますが、のちに具体的に説明するので、ちょっとお待ちを。
たいてい、上記3つをクリアしても泣いている赤ちゃん、幼児は、
眠いけどねれない〜
なんか、おちつかない〜
なのだと思う、、いや、おそらくだけど、そういう場合多くないでしょうか。
放置して、泣き疲れて眠るのを狙うのも、たまにはいいと思いますが、これはベストじゃないと思っているんです。
なぜかっていうと、、
ママ自身に、ストレスが地味〜に溜まっていくから。
ママさんって、子が幼いときは特に母性がぶしゃ!って放出中だから、自分の子の泣き声って、絶対気になっている。
泣かせっぱなしになっているとき、うるさく、やかましく感じるのも気になってる証拠ではないでしょうか。
なーんにも気になっていなければ、電車が通過する音と一緒で、意識もしないと思うのです。
我が子の泣き声って、脳の奥の方で、絶対気になっていて、その愛情ゆえにママをナーバスにさせるのでは?と思うのです。
だから!さっさとあやしてしまおうぜ!!
この人にあやしてもらったら、私ねれる!
となれば子どもとの絆も深まるし、悪いことなんかありますか?ってくらいプラス要素が多いと思うのです。
そこで、先述の具体的な「全肯定声かけ」の方法です。
一番いいのは、抱っこなのですが、腰が痛い、手首が痛いというママは無理せずに(毎日続くことだから)ベッドに寝かせたり、バウンサーだったり、赤ちゃん本人の落ち着く、あるいは安定した姿勢にしてあげましょう。
簡単に言うと、泣いている赤ちゃんに、合いの手を入れ続けます。
その時、声のトーンは、落ち着いた感じで。
子「うんぎゃー!うんぎゃー!」
母「うんうん、そうかそうか〜」
子「うんぎゃー!」
母「うんうん、あかちゃんも大変だよねえ、色々あるよねえ」
子「うぎゃー!」
母「そうかそうか〜、わかるよ〜、あかちゃんだって、大変なんだよねえ〜、ずっとママのお腹にいたのに、急にこんなとこ出てきて、びっくりするよねえ〜」
・・・・と、いった具合。
あなたの言うこと、ちゃんと聞いてるよ、わかるわかる。私もそう言う日あるもん〜
と、喫茶店で旧友の愚痴を聞くが如く、あいづちを穏やかにうち続けるんです。
そのさい、背中を一定リズムで、優しくポンポンしたり、抱っこの時は、ゆらゆらしたり歩き回ったりして、リズムをつけてみてください。
これ、効きます!(私の体験上でありますが)
これでダメだったら、また、1〜3まで再確認。
私は知り合いの子にもこの方法であやしています。
効き目もあるんですが、あやす側や、周囲への効能も少しあるなって思っているんです。
あやす側も、ただオロオロするのではなく、ちゃんと「実行してる感」が自分にも持てるし、赤ちゃんにあいづち打っている体で、なにげに自分を落ち着かせているところもあるし。周囲の人も、ああ、あやしてるんだな〜ってわかるし…
泣かせっぱなしになる日も、あると思います。
こっちも人間で、色々ありますから。
そして、あやす時には「全肯定声かけ」試してみてください。
ネーミングセンスがな・・・って感じですけどね。
*イラストは私のです。権利は放棄していないので、使いたい時は一声かけてください。商業利用時はギャラもらいます。
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