2020年2月9日に出会った人(cotton john coffeeの店主さん)

いつもと違う公園に息子と一緒にいく途中、コーヒーの匂いがしたので、吸い寄せられるようにお店に入った。

お店に入ると笑顔の店主さんとお客さんが一人。コーヒーを頼むと「お出しするのに10分ぐらいかかるんですがいいですか?」と聞かれた。「かまいませんよー」と答えて過ごした10分がなんともいい時間になった。

それにしてもめっちゃいい笑顔。

「ここのお店、前に来たことがあるんですが、別の方が運営していましたよね?」と聞くと「僕、週に1度ここを借りているんです」と返ってきた。お店の名前は”cotton john coffee”、店主である大本さんが、1年半前から週に一度お店をオープンしているそう。

普段何をしているのか気になって聞くと、「いつもは運送会社に勤めているんです。コーヒー屋さんをやりたくて、ここでお店を開いていたのですが、3月に地元の愛媛に戻ってコーヒー屋さんをやろうと思っているんですよね」とのことだった。

通常、コーヒー屋さんの店主さんには「焙煎についてやコーヒーについてなどの質問することが多そうなところ、一番気になったのは店名だったので、「なんで、cotton john coffeeという店名なんですか?」と聞いてみた。すると、「どんな店名にしようか悩んでいた時にcotton john coffeeというコーヒー屋さんをやっている夢を見たんです。その夢が、現実のことのようにはっきり覚えていて、これは何かを物語っているんじゃないかと思ってそのまま店名にしたんですよね」と言われていた。

週に1度のお店を続けてきたが、1年半が経つ3月上旬にこちらを卒業し、地元愛媛に戻られてコーヒー屋さんを開業するとのこと。夢で見たコーヒー屋さんが現実のものとなる。

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