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1年間メンタルを鍛錬した結果。

こんにちは!

4歳と1歳2ヶ月の女の子二人を育てる
シングルマザーのハナです。

先日で、一人で子育てを始めて一周年を迎えました!
(拍手は起こりませんね。)

決して一人子育てが喜ばしいことではないですが、暖かい人たちの手助けもあり、なんとかここまでやってこれました。


やはり、一年一人子育てをしてきた私は、
一年前の一人子育て新任の私より、
遥かに強くなっていると感じます。

きっと一年前の私のように、
ひとり親で育児を開始したばかりの人たちは、
はじめての一人育児に苦戦していることでしょう。

今回の記事は、
そんな人に読んでいただけたらと思います。

一人育児新米シンママ

ちょうど一年前の七月から私は、
実家から1300キロ離れた土地で、
一人育児を開始しました。

ありがたいことに、
実家に帰って、親族達の手を借りながら
生きていくという選択肢もありました。

しかし私は意地を張り、一人で育児してやる!と
謎の闘志を燃やし、あえて今の状況を選択しました。


当時は二人の育児も、ワンオペ育児も始めてでしたので、毎日しんどいの連続でしたよ。


そもそもメンタルがしんどいので、
子供達を受け止めてあげる器は、
おちょこ程度しかありませんでした。

なので育児の疲れが、毎日ボディーブローを連続で受けるような感じで、蓄積していきました。

やはり、ワンオペ育児はしんどいです。
ひとり親でなくても、ワンオペ育児している人は
しんどいと思います。

毎日の家事と育児に必死で、
趣味を楽しむ余裕は一つもありませんでした。

育休中、「韓国ドラマたくさんみてやる」なんて考えていた、理想の日々はどこへやら。


そして、毎日の生活を楽しめずにいました。


何が辛かったか。


辛かった例を挙げると、
3歳と0歳を連れての外出が、マジで大変で嫌でした。


長女が生まれてからもうちの家庭は、自家用車を使わないで乗り過ごしてきました。
都内は交通網がすばらしく発達しているので、今まで特に困ることはなかったのです。遠出したい日は、レンタカーを利用するスタイルです。

ですので、電車バスで片道1時間の道のりは、ザラでした。
だったのですが、ひとりで3歳と0歳を連れて
公共交通機関で移動すると、大変なミッションが待っていました。

それは、外出の帰り道に、必ず3歳の長女が寝てしまうことでした。

元々家を出た時のスタイルは
私と長女は徒歩で、0歳の次女はベビーカーです。

帰り道、徒歩の想定だった長女が寝てしまった。

もしパートナーがいる外出ならば、
パートナーが長女を抱っこするなどサポート体制が考えられるが、現在私は単身である。単身でなんとかするしかない。

当時は長女をなんとか目覚めさせ、歩かせましたが、半端じゃなくグズるんですね。

駅で、皆んなが振り返らざるをえないくらいの
大声で泣きながら、精一杯ぐずっている。

そして、遠出疲れている私もまた、ぐずりたくなります。

ミッションクリアの秘策

では、私はこの遠出時のミッションを、
どうクリアしたでしょうか?

ちちちちちちちちちち


正解はですね、
出かけないです。

本当に出掛けるのが億劫になって、
出掛けませんでした。


がしかし、子供達がお家でこもりっきりで
納得してくれないのです。

外へ、外へと出たがるのです。

やはり、外へ出るしかないのですが、
何か策を練らなければなりません。

一人で、二人の子供をなんとか連れてお家まで帰ってこられる秘策を。

もちろん便利な車を使ってしまえば、速攻解決です。
しかし、レンタカーコストを抑えたかったので、
なんとか公共交通機関移動で、なんとか•••。

そして、私は思いつきました。

ベビーカーの次女をおんぶ紐で背負って、 
眠った長女をベビーカーに入れました!(ぎりぎり、体格が基準内でしたので)

しかし、さすがに13kgの長女をベビーカーに乗せて押すのは重い。

しかも次女も体格がよく、基準値の上方にいました。
だれに会っても「つぼみちゃん大きいね?」って言われるくらいでした。ですから背負った次女も重い。

次女は、石になった子泣きじじぃくらい重かったと思います。ほんで、ベビーカーに入れてるマザーバックまで重いときました。

重い×重い×重い=重すぎ。

バスって乗る時、歩道とバスの間に隙間があったり、あるいは20cmくらい段差があります。

ですから、背中に次女背負い、眠った長女はベビーカー内にの状態でバスに乗り込む時は、「ウラッッッ」とか言ってベビーカーを持ち上げていたかもしれません。

(すごくたまに、優しいおじさんが手伝ってくれた時は、泣きそうになっちゃいます。)

体力的にとても大変だったのですが、さんざん遊んで疲れた子供達は、ベビーカーと私の背後ですやすや眠っていました。

重いけど、「ワォーーー」と
大声で子供達が泣き叫ばず、平和でした。

これでいいんだ、と思いました。
これが今のベストだと思い、この手法を半年以上続けました。

お陰で上腕が、一般の女性より盛り上がりましたよ笑

1年後のシンママ。

昨日も、長女のリクエストで、いつも行くお気に入りの水族館に行きました。

もちろん足は、公共交通機関です。使うアイテムは、相変わらずベビーカーと、抱っこ紐でした。

コースは、バスで20分、乗り換えて電車で45分の往復約2時間ちょいの移動コースです。

そして、一年経った今も帰りみちは、長女も次女もダブルで眠ってしまいます。子供ってそう言う生き物なんだと思います。

そんな末路がわかっているが、もう外出は億劫ではありません。

最近、自分の子供と近所の子供達をみていて、こどもはアウトドアな生き物なのだと改めて思いました。

家で長女アニメをみせても、アニメをみながらバッタバタと動き回っているのです。そして、近所の子達もいつも外でチャリンコをこいだり、虫をとったり、土を掘ったりしている。

家の中に留めておくことが、難しいのだと思いました。

それがゆえ、保育園のない土日は少しでも
外で遊ばせようと、外出するようになりました。

今週は、土曜は近所の大きな公園へ、日曜は水族館へと行き、子供達といい時間が過ごせましたよ。

なぜ一年で、外出に対する気持ちに変化が出たのでしょうか。

1年で自分が変われた理由

それは、1年間でシングルマザーで子育てをして、
紆余曲折の日々を乗り越え、少し自信がついてきたのではないかと思います。

何度も、「あーもう無理だー」といいながら、歯を食いしばり、子供達を育ててきました。

去年まだおチビさんな見た目で、おむつを履いていた長女は、見た目もシュッとし、トイレも一人でできるお姉さんになりました。

去年は赤ん坊で、寝返りもせず上だけを向いてふにゃふにゃ泣いていた次女は、よちよちですが逞しく歩いています。

彼女たちが成長してくれていることも、私の自信につながっていると思います。

そして私自身も、去年まで失敗することを恐れ、殻にこもっていましたが、今はどうやったら生活をより良くできるか考え、行動していると思います。

自分の体の無理も、少しだけわかるようになり、
手の抜き方がわかったり、自分自身の変化もあります。

なにより、最近自分自身を認められるようになったことが、自分自身を楽にした気がします。

できない自分も、一旦それでいいと。

常に完璧ばかり目指そうとしていた私でしたが、今は今の現状を認めて、やれることをやれる範囲でやっていこうと考えられるようになりました。

つい最近まで、家事育児で手一杯で、子供達に大声をあげてしまう日もありました。そして大声をあげた後に、「自分はなんて最低な人間なんだ」と落ち込んでいました。

ですが、最近は多少の大声はだしてしまっても、その後子供達に「ごめんね。」と謝り、「ママ今変だったよね?鬼がママの事あやつって来るんだ。」とか適当な冗談いって、なんとか和ませているつもりなのですが、どうでしょうか•••?

「そんなのだめだ。」という意見があったとしても、
私のやり方はこれが今MAXかと•••。


育児本のような素敵な対応ができたら、もうそれは120点です。私もそうしたくて、育児本読んでいます。

でも、現実は育児する側が圧倒的に大変な状況だとか、決してフラットな状況ではない人もいるんです。

みんな暮らしの環境も違うし、子供の個性も違うし、親の元々のキャパも違うでしょう。

スタンダードな育児本で書かれているようなモデル育児は、あくまでもモデルです。現実は、それを参考にしつつも、自分でできるモデルに改造して、育児していくしかないのです。

ですから、育児本のような素敵な対応は、余裕のある日にできたらしてみて、余裕のない日は多少のごめんなさいと誤魔化しで乗り切ります。

とにかく、健康で、元気に自分らしく生きなければ。

もし、今一年前の私のように、シンママになりたてだったり、ワンオペで育児を開始したてで、困難感を抱いている人たち。

なんとか生きていれば、1年後沢山の壁を越えて、
屈強なママになっていますよ。きっと。

そのためには、沢山誰かの手を借りてください。その手は、家族かもしれない、友人かもしれない、マンションのお隣さんかもしれない。あるいは、国の制度かもしれません。

子育てする人を支える手段は沢山あるし、それを知るためのツールや、団体も沢山あります。

なので、しんどい時は自分だけの殻に閉じこもらず、
勇気を出して助けを求めましょう。

誰か助けてくれますよきっと。

私も今は助けてもらっていますが、いつか助けられる側になれるように、頑張りますね。


ハナ

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