桜舞い散る春の風。

新しい門出と、別れの香り。

あなたと別れたのも、春だった。

「君のことが大切だから、別れないといけない」

そう言うあなたは涙ぐみ、私はただ頷き、受け入れた。

———もしあの時

泣いてそれを拒んだら、今もあなたは、私の隣にいるのかな。
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