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正しい情熱の育て方

わたしだって、がんばりたい気持ちがあるはずなのに、これまでだって色々なことをがんばってきたはずなのに、この子たちみたいにはがんばれない。もうちょっと違うやり方がある気がする。でも、同じ方向を向けていないわたしは、ダメなんだろうなあ。逃げなのかなあ、弱いのかなあ。でもなあ。

入社する前の内定者研修のとき、そんなことを思っていた。大学の時、これまでより少し、広い世界を見たと思っていたけれど、それでも会ったことのないような人間たちがいて、はっきり言って引いていた。

懇親会でもイケイケドンドン。インターンをしていた組が仲良くて、ああこういう感じほんとムリ、と思いながら端っこに座っていた。今からでも別の会社に内定もらいに就活し直した方がいいのではないか、、とぼんやり思っていたら研修担当のひとがこっそりそばにきた。

わたしの気持ちを見抜いたかのように「みんなの情熱の炎の色が、赤色じゃなくていいんだよ。青とか黄色でもいい。それにみんな意外と忘れてるけど、青や黄色の方が熱の温度は高いんだよ😉」と言ってくれた。このひとが陰キャに常用的に使う口説き文句だったのかもしれない。

それでもよかった。このひとがいる会社なら、たぶん大丈夫だと思えて、その会社に入ってしまった。とてもいい選択だった。

情熱が、外に見えていることが大切なときもある。でも、それよりも長く続いたり、正しい温度の火を持っていたりすることが大切なときもある。挫けそうになったとき、いつも思い出す言葉。

お返しの愛は無限大、一緒に幸せに貪欲になりましょうね!!