「自分にとっての、成長とは何か？」

昔何かで読んで以来、
「成長とは、自分の中の多様性を増やすこと」
という定義が気に入っている。

20歳をすぎた頃から、
人の気持ちを理解できる人になりたかった。

厳密に言うと
「この人なら、私のこと分かってくれそう」
という誰かの希望になりたかった。

そのために
多くの経験をして多くのことを知って、
真剣に目の前の人と向き合い
想いを馳せる強さが必要だと思った。

だから「自分の中の多様性を増やすこと」
という言葉がとてもしっくり来ていた。

＊＊
今日、1on1してもらった。
向こう1年間どう過ごしたい？という話の流れで
成長とは何だとおもう？と聞かれた。

「成長は、自分の中の多様性を増やすこと」
というフレーズが頭に浮かんだが、なんとなく、
自分の言葉になっていない気がして

誰かが「気持ちがわかってもらえた」って
思えるくらい、自分の広さと深さを増すこと

と答えた。
自分の言いたいことが、どの程度
相手に伝わったかはわからない。

正直、もっといい言葉あったよなー、
多様性を増やすことって言った方が
うまく伝わったかもなーーーーと思った。

あーーーーーーーーっと思っていたら、
「このつきさんらしさがある」
と言ってくれた。

この言葉のおかげで、救われた。

自分の言葉で言えたことが、
ちょっとした成功体験となる。

微妙な伝え方ながら、わかってくれた。
いや、わかってくれてないかもしれない。

伝わってないのかもしれないけれど、
わたしは充分満たされた。

あ、この人、
わたしの気持ちわかってくれる人だ

と思った。
そしてこの満たされた感じ、
を人にも届けたいんだとおもう。

また新しい師をみつけた。