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その商品を売る理由。


餃子酒場満太郎の旗艦店である尼崎店は
カウンターキッチンも含めて46席と1番大きなお店。

グランドメニューも他店舗より多いし、POP限定メニューも多い。

その中でも、限定で販売する【牛すじポン酢】
満太郎で一番人気の肉餃子に使用する、A4和牛肉の端材で作るこの商品は数に限りがある。

牛すじと謳ってはいるがほぼ肉。柔らかい肉。
めっちゃ美味しいねんで。

1日限定○食とかでもなくほんまにある時しかないので、POPにも書いていないメニュー。

その牛すじポン酢がある時はほぼ完売するという話。

ある時でも1日6食ほどしか取れない。

46席で6食やから組数で15/6やね。

これをどうとらえるか?
単純に売り切ろうと思うのか?
15/6の価値をうるのか?やね。

僕は新規さんには最初から提案しない。
 リピーターさんには最初から「今日はメニューにも載ってない何処にも書いてない滅多にない牛すじポン酢あるんで良かったら言うてくださいね」って声をかける。

ほんなら90%のお客さんが「ほんならとりあえずそれ頂戴!」 
って言ってくれる。そこには信頼関係があって、心から価値を提供したいと思って提案するからお客さんは信頼して注文してくれる。

新規さんには、追加注文してくれるタイミングで提案するようにしている。追加注文があると言う事は少なく見積もっても悪い印象は与えていないということ、そこでメニューに乗ってないメニューがあっての下りをすると90%のお客さんが注文してくれる。

食べてくれたら絶対に満足してもらえるという自信があるからこその迷いのない心のこもった提案やからこその結果。

 マニュアルでアルバイトさんを含めて、このように提案してください。と決めてたら、たとえ売りきったとしても美味しかったとしてしても、お客さんが感じる価値観は全然違うし、ローカルで根を張る僕らが間違ってはいけない事やね。

売ろうとするのではなく、価値を提供すること!

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