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性虐待の訴えに耳を傾ける

本日YouTubeに上がっていたニュース動画で、記憶に残しておきたいニュースがあったので、書き記しておきたい。

福山里帆さん(24)が実名を公表して、実の父親からの性的暴行を訴え出たのである。

まずはこのニュースを見て「実の父親が」性的暴行をはたらいたということに驚きを隠せない人も多いのではないのではないだろうか。実際同じ動画を見た大学3年の友達は大変驚いていた。

しかし、これは統計上でも表れている。性的虐待を受けた子どもの約4割が実の親から被害を受けているというデータもある。

なんともおぞましいことであるとしか言えない。
子どもを守るべきの親が、しかも逃れられない家庭内の力関係があるにも関わらず、子どもに強いるとは言語道断である。

福山さんはどのような経緯で、どのような思い・心持ちで告訴に至ったのであろうか。その胸の内は計り知れない。
彼女がどれだけ世界に絶望し、自分の存在意味を見失い、生きることを諦めかけたか、そのことを思うと胸が痛むばかりである。

私がこの記事に触れた理由としては、自分が大学院に進学しPTSDに苦しむ人の治療に携わりたいと考えているからである。

このような事態にSOSを出しても揉み消されることもある。
この福山さんは高校の保健室の先生に思い切って打ち明けることができたようだった。
他のケースでは、実父からの性的虐待を母親に訴えたところ聞き入れてもらえなかったり、ものすごい勢いで否定されるということもあるみたいだ。
これは関連で読んだのだが、実夫に3歳の娘が性的虐待にあってるのを偶然見てこどもを守るために奔走する母親の姿というのもあった。

ここでいう性的虐待とは性行を強いることだけではないことをみなさんご存じだろうか。
下半身を露出させて見せつけたり、自分の体を執拗に触られたりなどギリギリをせめてくる行為が多いことがわかってきた。

福山さんの父親にように子どもを性的対象として見る親の心理とはなんなのだろう。
そのような人間が異常なのか。
正常だと思われてる親子関係は、親が理性でそのような欲求を抱かないようにしてるからなのであろうか。
それとも性的虐待に至るには別の感情、例えば支配欲のようなものがはたらくのであろうか。
子どもに対して親であるという「権威」を振るいたくなる衝動なのであろうか。

考えれば考えるほどわからない、が、ぜひ知りたいと思った次第である。

これについて何か知ってる方はぜひコメントよろしくお願いします。

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