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ゆうぐれは、ただのしゅふ28 「スパイスカレー」

夕暮れは、ただの主夫。
2024年3月21日、木曜日。

 さて、これを書いているのはまたしても翌日の22日、金曜日の朝だ。メルローで気絶してなんだかんだでベッドに入ったのは朝4時。あれ、今日は休みだっけ?と考えるも、もう1日あることに気づき、重い体を引きずり、がっくり。で、3時間後起きてカレーを食べて、これを書いているのだ。うーん、さあ、書こう。


 実は、上の文章を書いて、続きを書くつもりだったのだけど、会社に遅刻しそうなので断念。結局、これを書いている今は翌々日23日土曜日の朝になる。昨夜は今年6回目の飲み会だったので、続きは書けなかった。またも気絶したので。


 じゃあ、気を取り直して、木曜日の夕食の話をする。なんかおとといの話だけど銀河での記憶みたいに遠い。でも頑張って思い出そう。

 今日はスパイスカレーを作ることを決めていた。昨日の水曜日にカレー肉を買っていて、本当は水曜日に作るはずだったけど、出先から帰るのが遅くなって翌日の木曜日になった。木曜日の仕事は月報発表会、朝9時から午後3時過ぎまで研究成果のプレゼンを各人が発表しdiscussionする。ボクは今日は先頭バッターで約50分発表、ボクのチームの4人も午前中をかけて無事発表し、討論が行われた。今月は楽なテーマで発表したので、プレッシャーもなかった。でもまた来月からはMALDI測定で出張も入るし、女子3人の研究テーマの指導もあるので忙しくなりそうだ。で、18時くらいに会社を出て、スーパーでちょっと買い物をして帰る。帰り道にスーパーがあるのは助かる。歩いて2分のところにも別のスーパーもあるし、普段使いのものを買うには困らない。では、戦闘開始と行こう。

変形ピースで戦闘開始! 髪を短く切ってしまったので、なんとなく心許ない

その1
 スパイスカレーはここ3年くらい、本を買って読んだりネットで調べたりで、割と頻度も高く作ってるし、ある意味、真剣に美味しく作ろうと頑張ってるつもり。
最初は香り付けと、玉ねぎを飴色に炒める。まずはクローブとカルダモンシードと、シナモンスティックを香り付けとして炒める。

カルダモンシードとシナモンスティック、そしてクローブ、香り付け

で、たまねぎ中1個をそこに入れて飴色まで炒めていく。最初に入れたスパイスは取り除く。同時ににんにくすりおろし、しょうすりおろし、どちらもチューブのもので代用、そして塩を入れる。

玉ねぎを飴色に炒める

その2
 水を加えながらメイラード反応で根気よく飴色まで炒めたら、トマトピューレを大さじ5程度、塩を入れて水分がなくなるまで炒める。そこにスパイスを入れる。今日のスパイスは基本のターメリック、クミン、コリアンダーに加え、カルダモン、フェネグリーク、カイエンペッパーにする。炒めて香りが十分に出たら、次に昨日買っておいたアメリカ産牛肉を2パック投入し炒める。いつもはチキンなのだけど、最近油淋鶏とか唐揚げとか作っていたので、今日はビーフ。チキンと比べて硬くなりやすいのが難点。そこまでいったら、トマト缶2缶を投入し、煮込み始める。

具材を全部炒める

その3
 新じゃがいもを思い切って2袋分、別鍋で茹でる。これではじゃがいもカレーになってしまうけど、じゃがいもが好きなのでしょうがない。で、本筋のカレーの煮込みはなんだかんだで40〜50分煮込む。ある程度水分が少なくなり味が落ち着いてきたら、じゃがいもを投入し混ぜて温める。

9割がた完成。

その4
 さて、仕上げにテンパリングを。小さなフライパンに油を引き、クミンシードと青唐辛子1本を刻んだものを炒める。ある程度炒めたら、それをカレーに投入する。

テンパリング、クミンシードと青唐辛子

 できあがり。・・・なのだが先に飲み始めていたメルローの赤ワインがこの時にもう効いていて、結局この日は作ったのに食べずに気絶、試合終了となった。で、これが翌日の朝のスパイスカレーになる。味は形容が難しい味。不味いわけではないけど、これだったらまだバターチキンカレーの方が美味しく作れている。でも食べるよ勉強あるのみだ。じゃがいもはおいしい。ビーフはやっぱり硬くなってしまう。塊肉じゃなく薄い肉の方がいいのかな、または本当に柔らかくなるまで煮込むか。

完成形のスパイスカレー。翌朝の写真だ

その5
 で、戦犯のメルロー。オーストラリアのイエローテイル、メルロー種。飲み干す頃、やっぱり気絶するんだよね。

イエローテイルのメルロー

で、これを書いている土曜日、まだカレーは残っているので食べている。製造物責任法だ。金曜日の昨夜の飲み会の話はまた別なエッセイに記すよ。今回はこの辺にしておこう。

じゃあね、チャオチャオ!

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