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【雑記】もったいないが牙を剥くときー信頼が脅迫に変換されていくー

こんにちは、こしぇるです!
最近寒くなってきましたね。でも暑がりの私には、このくらいがちょうどいいです。朝夕のお散歩がしやすい。

さて、今日は”もったいない”について、お話しようかなと思っています。
皆さんは、もったいないという言葉については、どう思いますか?
節約とか、物持ちとか、良い意味で使われることも多いですよね。
しかも今や世界共通語MOTTAINAIなんですから、この言葉の威力ってすごい。

この”もったいない”という言葉って、モノに使うことが多いと思ったんです。モノに対してなら、すらすら口から出ていくんです。良い意味でも使われて、少しの自己満足もある気がします。

対人でこの言葉を使うとき、私は注意が必要だと思いました。モノに対してと同じ感覚で言う人がいるから。先に書いた通り、良い意味で自己満足を対人で得ようとしているんです。それって、本当に相手を想って言っているのでしょうか?

職場を辞めるとき、この言葉を言われたことがある人も多いと思います。そういう時、モノに対しての”もったいない”だった人もいるのではないでしょうか?


私の人生は、”もったいない”と隣り合わせです。
どういうこと?って思いますよね。私という人間は、マルチポテンシャライトのフェニックスに該当することが多いです。興味が移り変わり、1個のことを数か月数年費やした後、また新しいものに手を出していく特性があります。ここまで言えば、なんとなくおわかりかと思いますが、次に移ろうとするとき、”もったいない”を高確率で言われます。人生で、何度も言われてきた言葉です。

また、これには私のマルチポテンシャライトでいう終着点が、かなり絡んできます。マルチポテンシャライトの終着点とは、言わば次へ移るときの合図です。私の終着点は、ある程度仕組みを把握できたときや、ある程度の知識が身についたときです。この終着点って厄介なもので、職場からしたらある程度育ったから、次はこれをという段階なんです。職場は次を任せたいけど、私は別の何かに移りたい、こんな矛盾が生まれていくんです。客観的に見ても、”もったいない”って言われるよなぁと思います。

でも、ありがたいことに、モノに対しての”もったいない”を言われたことはほとんどありません。では、対人の”もったいない”ってなんなのでしょう?

私は、対人にこの言葉を使うとき、信頼期待切望が入っていると感じます。私が終着点に立っているとき、この言葉からの信頼・期待・切望を、これ以上はできず、裏切ることになるのかと、どん底に落ちていく感覚なのです。

頭では、この”もったいない”は、モノに対してではないから、ここから離れる必要なんてないし、むしろ自分をちゃんと見てくれている証明だとわかってはいるんです。わかってはいるのに、それを裏切るときの罪悪感たるや。

どの職種でも、退職前はこの対人の”もったいない”を裏切りたくないと頑張るのですが、結局それこそが自由をこよなく愛する私への縛りとなって、本来のパフォーマンスができなくなっていく。そしてついには耐えきれず、自滅してしまう。

知らず知らずのうちに、信頼脅迫に変換されている。


私は、このブログを始める前に、マルチポテンシャライトという言葉を知りました。フェニックスというタイプがあることで、そういう人は一定数いるという安心感もありました。今まで感じていた信頼から脅迫に変換されていくのが、もしかするとマルチポテンシャライトを自認したことで、軟化するのかもしれません。

この特性は悪いことではないと教えてくれました。

皆がそれぞれに合った生き方ができる時代が、来ていると信じています。
”もったいない”を、人に使うとき、私は考えてから言いたい。
その人の心が指し示す方向を閉ざさないように。

ではまた!

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