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元パートナーは実は

お付き合いしていた彼女について色々記事に書いていますが、その彼女について思ったことがあります。

彼女は単純なうつ病ではなく境界性パーソナリティ障害でそれによるうつ症状の現れではないかということです。

そう思った理由はいくつかあり、境界性パーソナリティ障害の特徴に当てはまる2つを紹介します。

①見捨てられることへの不安
彼女が落ち込んだ時に僕が励ましたり、そばにいようとした時、ちょっとでも僕が不安なそぶりを見せると「迷惑をかけている」という感情になり、僕から見放されるんではないかと恐れていたそうです。
そしてその「恐怖」は彼女の中で「怒り」に変わります。
以前彼女が落ち込んだ時に僕も最初は彼女を思いやって優しい言葉をかけていたのですが、理不尽なことを言われ続けたため、じゃあ僕はどうしたらいいの…?と口論になったことがあります。
こんな状態は2人にとって良くないと思い、車を飛ばして彼女の住んでいた家に片道2時間かけて向かいました。
しかし彼女は落ち込んで部屋の片付けなどができていないという理由で、すぐには家に入れてもらず真冬に3時間外で待つことになりました。
彼女が部屋から出てくる足取りや目付きを見ると、明らかに落ち込んでいる人間のそれではなく、僕は怒りの感情を感じとりました。
その後、家に入って話をしたのですが、彼女からの第一声が「あなたはどういう気持ちだったの?」でした。
なぜ僕が責められるような言い方をされなきゃいけないんだろう…。
しかし僕なりに彼女の気持ちを想像すると彼女は自分の不安が強すぎて、僕の気持ちを考える余裕がなくなっている、理不尽なことを言われ続けた僕の気持ちは分かっていないんだと感じました。
僕はもちろん彼女が落ち込んだくらいで見捨てるつもりはありませんでしたが、彼女は見捨てられることへの不安を過剰に感じてしまうようです。

②理想化とこき下ろし
彼女は付き合っていた時に僕のことをひたすら褒めてくれました。

あなたは色んな人に優しい。
あなたは私の変化など小さなことに気がつく。
あなたは私との会話を丁寧に覚えてくれている。
あなたは私の気持ちをわかってくれる。
あなたは優秀で色んな才能がある。

僕は確かに優しいなど言われることは多いですが、彼女から褒められる内容は時々「そんなに?」と疑問を感じることも多かったです。
僕のことは何が何でも悪く言ってはいけないと思ってないか?と感じたことも多いです。

そして彼女は彼女の過去を全て僕に打ち明けてきました。

学生時代に彼女の母親とした壮絶な喧嘩。
過去2回自分の首を絞めたこと。
彼女が今まで付き合っていた彼氏とのやり取り。
セクハラなどの被害。

当時は私のことを理解してほしいという気持ちから過去を打ち明けてきたのかなと思いましたが、正直僕は彼女の自殺未遂は聞きたくなかったです。
彼女はあまりにもネガティブな性格なので、もしかしてそんな過去があるんじゃないかと考えたことはありました。
しかし聞いてしまったら僕は絶対に心配になって、2人の関係が前に進めなくなる気がしたのであえて聞かないでおこうと思ったんですね。

最終的に別れ話を切り出したのは彼女からでした。
その際、なぜそれを今言うのかと言いたくなるくらい、僕への不満をかなりの数ぶつけてきたのです。
彼女のうつ診断により、もともと話していた結婚のタイミングを先延ばしにし、今後どうしていくのか明確にできない状況を僕が続けてしまったことは本当に申し訳なく思います。
言い訳をすると僕が揺るがない覚悟を持つためにはお互いの溝を埋める時間がもう少し必要でした。
そして彼女が落ちた時の僕の気持ちを理解してほしく、その気持ちが伝わったことが彼女の態度として現れるのを待っていました。
しかし、あれだけ僕のことを褒めてくれていて、最後の最後にはそれと真逆のことを理詰めでマシンガンのごとく僕にぶちまけていました。
ちなみにこれが僕のうつ病発症の一番の原因です。
今も時々自分を責め続けネガティブな気持ちになってしまいます。

僕はうつ病、双極性障害、適応障害、全般性不安障害、ADHD、アスペルガー症候群、パーソナリティ障害などありとあらゆる精神疾患について調べていましたが、別れた今彼女に当てはまると思ったのが境界性パーソナリティ障害でした。
ただ病院での診断名はうつ病ですし、僕も医者ではないので根拠は何もありません。
僕の気持ちを整理するためにこのようなことを考えていました。

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