今すでにある大切な事に気が付いてみる。
結局無いものねだりなんだろうか。
そう思わずにはいられなくなる時がある。
どんなに頑張ってみても追いつけないあの人はどこかにいて、その人よりもやってやろうって踏ん張ってみても、踏ん張りきれない自分がいて。
そんな生活の中で、誰かを羨ましく思っていたり、必要の無い嫉妬をしてみたり。そんな自分に気が付いて嫌気が差す。
誰かが持っているものをねだって、掴もうとして、掴めたとしても、なんか違う。って気づいてしまって。
やればやるほど、何も持ってない自分に気づかされる。
それでもやらなければ、「持っている自分」にはなれないと、自分を鼓舞しながら毎日を過ごしていく。
でもふと友達に言われた一言で、すでに持っている大切なことに気が付けることがある。
僕らはもうたくさんのものを持っていて、もうこれ以上持てないくらいに、大切なものに溢れているからこそ、手から流れていく”実はそんなに大切ではないこと”が目立ってしまうのではないだろうか。
僕らは全てを手にしようとするから、手にする事が出来なかった事ばかりに目がいってしまう。
今ある大切なことを見失って、新しいこと新しいことと、無数に手を出していくのは少し違う気がした。
新しいチャレンジはとても大事なことだし、これからもしていきたいのだけれど、時には立ち止まって、今、もっと大切にしなければならない事に目を向けてみる。
無いものねだりは、間違ったハングリー精神なのかもしれない。馬車馬のように働いてみても、残るのは虚無感だけ。
でも今ある大切な事に気が付いて、それを守る、長続きさせていく、もっと成長させていく。そんな事に目を向けていく方が幸せに、そして目指しているところへの近道になるんじゃないか。
無いものねだりの人生から、足を洗いたいと、大切な友人の何気ない一言で気づかされたのでありましたとさ。
こーた
https://twitter.com/kotabilover
https://www.instagram.com/_k.taa/
◽︎ こうたび。
https://ko-tabi.com/
サポートありがとうございます。今後の写真活動の資金にしていきたいと思っております。写真を通して”幸せを目に見える形に”していきます。