3年間、夢中だった人との本当の意味でのと別れを迎えた後、私の心は久々に壊れている。彼との別れのせいだけではなく、百日咳による体調不良や仕事でのイライラという複合的なストレスによるものだと思う。

知り合いの医者に
「あなたは一人でいてはいけない人だと思う。
    今までの心の支えが無い状態で、
    このストレスは良くない。」
と言われた事がある。
その時は、そんな事ないもーんとタカをくくっていた。でも、どうやらその人の言うことは正しい。

いくつかの出会いがあって、若干の執着を感じるような人にも出会ったけど、愛着は持てない。愛情も感じない。結局、私は愛されないんだろうなと思ってしまうから。

ただ単に、体を求め会うことは気が楽だ。お互いに欲求を発散するだけだし、あまり多くを共有しなくて済む。ただその一瞬のみ、共有するつもりになるだけだ。

でも、私が欲しいのはそんなのではなくて、日々を共有できる相手だ。つまらないことを話したり、美味しいものを一緒に食べたり、時に抱き合って悲しんだり。
私の好きなミュージシャンの歌の歌詞に今でも憧れているんだと思う。
いくつもの夜を分け合い、悲しい私の荷物を背負ってくれる、そんな人をまだ探している。その人の悲しみは私が背負ってあげたい。

夢中だった人にはそう思っていた。少なくとも私は。それはあまりにも一方的で、初めから叶う想いではなかったのだけれど。

そう考えると、誰かに愛着を感じても、その後に強い愛情を持っても、きっと報われないんだろうな、それなら楽な方が良いのかなと思ってみたり。
でも、本当の自分の気持ちを黒で塗りつぶすのは苦しいことにすぐに気づいて、悲しくなってくる。

無限の負のループ。

壊れたものは必ず直せる。
それを私はまだ信じている。
それでも日々がしんどいなぁ。